キャッシングは学生でも大丈夫！３つの疑問と２つの注意点を把握する

「キャッシングって学生でも借りられるのかな？」「借りられたとしても少ない額でしょ」「社会人しか、キャッシングできないんじゃない？」など、年齢の若い学生にお金が借りられるのか意外に多くの方が疑問に感じるようです。

キャッシングは、銀行、消費者金融、そして学生のための学生ローンなどがありますが、これら全てから学生はお金を借りる事が出来ます。但し、いくつか注意するべきポイントがあります。

学生の方が、不安なくスムーズにキャッシング出来るようにお話ししていきたいと思います。

学生でも問題ない？キャッシングへの疑問と調査結果を確認する

学生でもキャッシングは問題ありません。しかし、借りられるのか不安になっている学生も多いと思います。下記の３つの疑問については多くの学生にとって知りたい事のようです。

また、実際のどういった方がキャッシングしているのかについても合わせてお話ししていきます。

学生でもキャッシング出来るの？良くある３つの質問

学生の方にとって、キャッシングは経験のない出来事だと思います。大きな金額を借りる初めての経験とあって多くの疑問をお持ちだと思います。特にこれから挙げる３つの疑問は、多くの学生の方が良く抱く疑問です。

１つひとつの詳細は後ほど話していきますが、ここでは簡単に疑問と回答についてお話ししておきます。

銀行、消費者金融、学生ローンなど、各キャッシングが可能です。それぞれ審査がありますが、基本的には同じ判断基準にて審査されます。

基本的に申込みから借入、返済に至るまで他人と接触をせず行う事が出来ます。申込時も電話口でのオペーレーター案内はありますが、直接会う事はありません。他人に知られる事については、かなりの配慮がされていますので安心して下さい。

但し、注意点として申込む時間に気を付けなくてはいけません。後ほど詳しくお話ししますが、特に学生ローンを選択した場合かなり時間的余裕がないので事前の準備が大切になります。

キャッシングは様々な人が借りられる！２つのレポートで確認

疑問の回答で借りられると言われても、学生の方が実際に借りている証明にはなりません。そこで、これから２つのレポートをご了解します。金融商品（キャッシングやクレジットカードなど）の実態を調査した結果をまとめたレポートなっています。

２つのレポートの、キャッシングをどのような方達が利用しているのか職種別に分けている項目があります。

• 公務員
• 会社員
• 自営業者
• 専業主婦
• パート
• アルバイト（学生含む）

他にも、水産業者、農林業者、派遣、専門職と分けられ多くの方たちが多種多様な方達がキャッシングを利用している事を示唆しています。

注目するべきポイントは、アルバイト（学生含む）で、２つの調査ともに似たような調査の記載があります。

つまり、実態調査においても学生はキャッシングしていると言う伝えてくれている訳です。もし学生ではキャッシング出来ないと躊躇されているのなら、再度検討されてみてはどうでしょうか？意外にスンナリ借りる事が出来き驚かれるかもしれません。

キャッシングの審査を理解する！学生も社会人も基本は同じ

キャッシングの審査は、学生であっても社会人であっても同じです。返済能力の有無を、３つの視点から確認し判断するだけです。

ただ、社会人の方にとって、３つのうち１つはあまり気にする必要がありません。しかし、学生の方にとっては一番気にしなくてはいけないかもしれません。

キャッシングの審査について、お話ししていきたいと思います。

学生が重要視するのは年齢！審査クリアの３つの条件

キャッシングの審査とは、借りたお金を返せるのかと言う返済能力を、以下の３つの視点から確認し判断する事です。

＜①安定的な収入がある人物＞
基本的に、収入さえあれば誰でもキャッシングを利用する事が出来ます。それは学生でも、問題ありません。逆に、専業主婦のような収入の無い方は、消費者金融でのキャッシングは審査を受ける事さえ出来ません。

※専業主婦の方については、特定の条件下でキャッシングを利用する事が可能です。

また基本的にキャッシングの限度額は年収に依存しています。これは貸金業法の総量規制と言う規制で決められているのですが、「原則、キャッシングの限度額は年収の３分の１にする」と言うものです。

銀行は銀行法によって総量規制の縛りはありませんが、おおよそ総量規制に沿う形で限度額を設定しています。

収入が無ければ返済能力があると判断される事も、貸し出す金額を算出する事も出来ません。安定的な収入と言うものは、キャッシング審査にとても重要な訳です。

＜②信用できる人物＞
いくら収入があっても、返済日に返す意思のない誠実さに欠けた人物にお金を融資する事はありません。これについては、信用情報機関と言う第三者機関にて確認する事が出来ます。

クレジットカードやスマホの割賦支払の返済に遅延や滞納が多数みられた場合、信用情報機関に「異動」と登録されます。これは支払日に返済をしない人物と言う証明で、異動と登録された方は金融商品の審査にほぼ通る事はありません。

但し、学生の方は信用情報機関に情報がない事の方が多いです。これは、クレジットカードやスマホの割賦支払いをされている学生の方が少ない事が要因です。通常は、親御さんが行っていると思います。

そのため学生の方は、信用情報機関に何も情報が載っていない方が評価として高くなります。

もし、クレジットカードやスマホの返済にトラブルがあった場合、キャッシングの審査に影響があるかもしれませんので注意して下さい。

＜③キャッシングに適した年齢に達している人物＞
未成年の方は、現状キャッシングを利用する事が出来ません。唯一、学生ローンの一部が保護者の許可のもと融資をしてくれます。しかし基本的に、２０歳未満の未成年の方にキャッシングを行う銀行や消費者金融はほぼ皆無です。

これは民法５条を受け、各企業が判断した結果です。

つまり、１８歳や１９歳の未成年の学生と契約を結んでも、保護者が後で同意をしていないと言えば契約が取り消されてしまう訳です。これはさすがに、簡単には契約を結べません。故に、未成年の方はキャッシング会社から敬遠されるのです。

ですが、成人していれば学生であっても自己責任と自己判断でキャッシングの契約が結べますので問題はありません。年齢は努力によって変わるものではありません。社会人の多くにはあまり気にしない審査基準ですが、学生にとって意外に大きな壁となります。

【関連記事】

未成年や社会人のキャッシング事情！年齢に伴う責任やデメリット

消費者金融！銀行！学生ローン！キャッシングは５ステップ

審査の流れは、銀行も消費者金融も、学生ローンもほぼ同じです。申込みから融資が開始するまでの流れを見てみましょう。

審査の時間は、３０分～１時間です。

申込んでから契約までの時間は、およそ１時間から２時間程見ておくとよいと思います。

必要な書類は本人確認書類として、免許証やマイナンバーカード、学生証などを用意しましょう。通常、５０万以下の借入の審査では収入証明は必要ありませんが、必要になるかもしれませんので一応、用意しておくと良いと思ます。

学生が抱える疑問にお答えします！２つの質問を解決する

学生でもキャッシングができる事や審査について理解できても、疑問はまだあると思います。最初でも述べた疑問につて、これからお答えしたいと思います。

お金を借りる事を、イメージ的に良くない事だと思う方はいます。便利な物ですが、保護者である親御さんはあまりいい顔をしないかもしれません。また、学生生活では急な出費もあると思います。その辺りについても、お話ししていきたいと思います。

親にはバレたくない！学生が抱えるキャッシングの悩み

基本的に自分で口外しない限り、キャッシングがバレる事はありません。

銀行や消費者金融、学生ローンは、担保・保証人が要らないキャッシングなので、全ての申込みを自分１人で完了させる事が出来ます。

故に、誰かに知られるという事はありません。一般的に申込み方法も、ＷＥＢ申込み、自動契約機での申込み、電話申込みなど誰にも会う事無く終わる方法ばかりです。

また、専用のカードも自動契約機ならその場で受け取れますし、カードレスでの利用を選択すれば専用のカードが郵送で自宅に届いて親バレすると言う事もありません。

基本的に自宅に電話する事や郵便物の配達を拒否しておけば、自宅に何かが届くと言う事はありません。必要な連絡は、メールやご自身のスマホにて行う事を徹底すれば問題ない訳です。

即日借りられる？銀行キャッシングの限界を知る

学生の方にとって、バイト代を学費や生活費などに充てていると思いますが、出費の大きさに意外に貯金できない日々を送っているかもしれません。

故に、突発的な集まりや遊びにお金が必要なのに手持ちが無いとい事もあるでしょう。むしろお金を稼ぐ事が目的の社会人と違い、学業が本分の学生だからこそお金が無いと言う状況になりやすいのかもしれません。

もし、即日融資を考えているなら、「消費者金融」か「学生ローン」を選んで下さい。銀行は２０１８年１月から、即日融資を停止しています。

これはかねてから言われていた事ですが、２０１７年９月の経済新聞に「銀行、個人即日融資を停止 来年１月 カードローン縮小へ 」と言う記事が出ました。この頃、各新聞が同じような記事を出しています。

現状は、どの銀行も即日に融資する事はほぼありません。ですから、もし即日の融資が希望の場合は、消費者金融か学生ローンを検討してみて下さい。この２つは、現在も即日融資に対応しています。

但し消費者金融も学生ローンも、カードレスを選択し借入振込の場合は注意が必要です。振込の場合、当日の１４時までに手続きを完了させないとその日の口座に振り込まれません。故に申込みの完了時間を、できれば午前中に終わらせておく必要があります。

即日融資が希望の場合は、申込時間と振込時間に注意しましょう。

自分に適したキャッシングをする！３つの比較と注意点を確認

学生の方にとって、まずはキャッシング出来るかどうかが問題だと思います。それをクリアすれば、あとは些末と言ったところでしょうか。

ただもし借りるとしたら、銀行、消費者金融、学生ローンのどれが良いのでしょうか？３つのポイントを比較し、より自分に適したキャッシングが見つかるよう理解を深めて下さい。

また多くの学生の方は、通常キャッシングをするのは初めてだと思います。故に、注意事項を最後にお話ししていきたいと思います。

どこから借りる？銀行、消費者金融、学生ローンを比較する

借りるだけなら、銀行、消費者金融、学生ローンはどれでもＯＫです。では何処から借りるべきか？参考になると思いますので、以下３つのポイントを比較してみました。

• ①限度額
• ②金利
• ③ＡＴＭの手数料

	銀行	消費者金融	学生ローン
限度額	最大８００万円	最大８００万円	５０～８０万円
年利	１４．６％	１８％	１６～１７％
ＡＴＭ手数料	無料	無料	自己負担

※平均値で比較していますので、厳密ではない事をご了承ください。

学生ローンは借りられる限度額が低く設定されている為、大きな金額を借りたいなら銀行や消費者金融を選ぶ方が良いと思います。

年利は銀行が一番低く設定されていますので、長期間借りる事を念頭に置くなら銀行を選択するのもありだと思います。ＡＴＭの手数料については、学生ローンは返済も振り込み式なので意外に大きな出費となります。

繰り返し使う利便性などから、銀行や消費者金融を選ぶとよいと思います。また、即日を希望なら、消費者金融か学生ローンを選択する必要があります。

このように、上記を参考にご自身に適したキャッシング会社を選んで下さい。

学生でキャッシングをするなら、２つの注意点を守るべきです

「審査不要でキャッシング」「書類不要、カンタン融資」「学生の方歓迎！審査はありません」など、世間には耳触りの良い広告が溢れています。しかし、騙されてはいけません。お金が無い時ほど、キャッシングについては慎重にならなくてはいけないのです。

また、実際に借り始めても、注意すべき事はあります。学生の方がキャッシングを効果的に活用する為に、２つの注意点をお話ししたいと思います。

• ヤミ金を利用してはいけません

貸金業者の中には法律を無視する業者がいます。審査が無く、即日融資で、収入証明もいりませんなどの言葉で勧誘してくる訳です。困っている時こそ、つけ込まれやすいものです。

しかし、いざ借りてしまうと多くの方が金銭トラブルに巻き込まれ痛い目に合っています。強引な取り立て、高い金利の設定など、返済するだけで精神が摩耗していきます。絶対、ヤミ金業者からお金を借りる事がないようにして下さい。

• 延滞・借り癖はトラブルのもとです

キャッシングは、良くも悪くもお金に余裕が出来ます。その為、つい買い過ぎたり使い過ぎたりしてしまいます。その為、返済が辛くなり遅延や延滞を繰り返すトラブルもあったりします。

また借り癖は、足りないなら借りればよいと言う思考に陥りやすいです。これも金銭トラブルのもとなので、計画的にそして慎重にキャッシングは利用して下さい。