キャッシングの手数料を徹底調査!銀行や消費者金融6社を比較する
キャッシングには様々なサービスがあります。その1つに、手数料の無料化です。ATMの利用につきものの手数料ですが、キャッシング会社によっては完全に無料にしている場合もあれば、一部ATMは無料で他は有料と一部無料化を採用している場合もあります。
これは、各企業によって様々です。そこで、キャッシング業務に掛かる手数料のご紹介と注意点を含め、主だった消費者金融や銀行のATM手数料について詳しく比較しながらお話ししていきたいと思います。
キャッシングのアレコレ!利用手数料を比較し理解する
キャッシングにおいて、手数料が発生するのは基本的にはコンビニや銀行などの提携ATMの利用時や口座振込を利用した返済などの時です。
他にも手数料が発生するものはありますが、意外に多くのキャッシング会社がサービスの一環として「手数料の無料化」をしているので、気付かない内に本来手数料が掛かるものが無料になっているというものも多いのです。
ここでは、キャッシング利用時においてどういった事に手数料が発生するのか、いくつかご紹介して行きたいと思います。
有料と無料?手数料が掛かるATMや再発行手続き
まず、キャッシングにおいて借入や返済の基本は、コンビニや銀行の提携ATMでの返済になると思います。そして、キャッシングの返済の中には手数料が発生するものもあります。
キャッシングを効率よく利用したり、便利に利用する為に、まずは3つの手数料について確認していきましょう。
- 提携ATM利用時の手数料
キャッシング会社にって、提携しているコンビニや銀行は様々です。それ故、全国どのような場所でもコンビニや銀行のATMなどでキャッシングができるので大変便利です。
しかし、消費者金融や銀行もサービスの一環として、提携ATMの利用は「全て無料」にしている事もありますが、提携ATMで借入や返済を行うと手数料が発生する事もあります。
これはホームページで簡単に確認する事が出来るので、申込む前には必ず確認するようにして下さい。
※ATM利用時には明細書の発行が義務付けられていますが、この用紙については手数料が発生する事はありません。
- 口座振込での返済手数料
キャッシングの借入や返済方法は様々です。WEBでの借入・返済、ATMでの借入・返済、口座振込での借入・返済など、消費者金融も銀行も大変多くの利用方法を提供しています。
その中の口座振込での借入や返済時の手数料ですが、基本的に借入れについては無料となります。
そして口座振込での返済については、消費者金融の場合、振込手数料が発生します。
銀行系のキャッシングを利用していれば、インターネットバンキングを利用して返済時の振込手数料が無料になる特典があります。
例えば、三菱UFJ銀行が提供しているキャッシングの「バンクイック」ですが、三菱UFJダイレクトに登録していれば手数料無料で返済の振込が可能になると言った感じです。
口座での振込は、銀行系は自社のインターネットバンキング経由で無料にする特典を付けている事が多いです。そういった点では、消費者金融は一歩遅れを取らざるを得ません。
- カード再発行の手数料
キャッシングで利用する専用のカードですが、会員規約等によって貸与されている物です。そのため紛失や破損などをした場合、負担しなくてはいけません。
例えば消費者金融のアコムでは、カードの再発行手数料は324円となっています。
※2.契約の内容によっては、手数料が無料になる事もあります。
この3つは基本無料!キャッシングを利用する際の手数料
キャッシングにおいて本来は気になる点なのですが、基本的に「無料になってしまっている」ので多くの方が気にしていない手数料があります。それが、以下の3つです。
- ①入会金手数料
「キャッシングに入会金なんてあるの?」と思われる方もいるかもしれないくらい、気にされない事になっていますが一応キャッシング会社のホームページなどを確認すると、サイトのどこかに記載されていると思います。
- ②年会費手数料
入会金と同様、年間の更新に手数料が本来は掛かるはずですが、一般的に各キャッシング会社は手数料無料で更新をしています。
但し、キャッシング会社はそれぞれ契約期間があり、例えば5年の返済期限があればその期間で完済するように最低返済額を提示してきます。なので、更新を体験する事がない方もいるでしょう。
もし、その期間以上契約を続ける場合も、自動更新と言う形で行われるのであまり気にする必要はありません。
注意点としては、更新にあたり再度の個人情報の確認、もしくは身分証明証(免許証やマイナンバーカード)、収入証明の提出をお願いされるかもしれません。その場合は、指示に従って下さい。
- ③キャッシング会社専用のATM手数料
各キャッシング会社が持っている専用のATMは、例外なく借入も返済も手数料が無料です。
利用にあたっての注意ですが、店舗によっては24時間営業であったり8時~22時までといった時間が決まっていたりするので注意が必要です。
また年末年始やメンテナンスなどで、利用できない時間がありますので、その都度確認が必要となります。
キャッシングの手数料について更に踏み込む!3つの疑問に解答
提携ATMの利用時する時の手数料は、実は一定額ではありません。取引額などで変化する場合があります。
他にも手数料について疑問に思う事があるようなので、それについてもお答えしていきたいと思います。
取引額で手数料が変化する!10000万円のボーダーライン
キャッシングの手数料は、取引額によって変化します
取引額 | 借入時 | 返済時 |
---|---|---|
1万円以下の時 | 108円 | 108円 |
1万円以上の時 | 216円 | 216円 |
※手数料は税込です。
上記の方は、前回まで10000円以上の返済をされていたので216円手数料が掛かったのでしょう。しかし、今回8000円と10000円以下に取引額が変わったのでそれに応じて108円になった訳です。
これは、借入・返済どちらでも同じなので覚えておいて下さい。
2つの質問!キャッシング手数料についての疑問
それでは、キャッシングの質問2つにお答えしていきます。
基本的には、他のサービスやキャンペーンなどの内容と比較して、最終的に選ぶべき事ですが、ここまでお話しした手数料を軸に考えるなら銀行のキャッシングを選んだ方が無難だと思います。
消費者金融は殆ど提携ATMの手数料が有料ですが、逆に銀行系のキャッシングは提携ATMの利用手数料が殆ど場合、無料となっています。
ただ手数料だけではなく、他のサービスなどを見て、多数のキャッシング会社を比較して決めた方が、より良いキャッシングをする事が出来ると思います。
消費者金融であっても、提携ATMでの手数料を無料にしているところがあります。また提携ATMではないのですが、例えばプロミスなどはコンビニに置かれているメディア端末(LoppiやFamiポート)など利用すれば「返済手数料を無料にするサービス」を提供しています。
このように、消費者金融や銀行によって、手数料が無料であったり有料であったりとバラバラです。そこで、この辺りの詳しい比較を下記でお話ししていきたいと思います。
消費者金融4社を検証!ATM手数料を把握する
それでは消費者金融を参考に、実際の提携ATMで手数料が有料か無料かを比較していきましょう。また、重要な事ですが、どこと提携しているのかを把握しておかないと、利用する事も出来ないのが提携ATMです。
そこで、消費者金融4社の提携ATMの手数料と提携しているコンビニや銀行について確認してみましょう。
アコム!アイフル!プロミス!ATMの手数料を比較する
①提携ATMの手数料 → 有料です
②利用できるコンビニ・銀行ATM
<提携コンビニ>
- セブンイレブン
- ローソン
- E-net設置コンビニ
※E-net設置は、ファミリーマート、サークルKサンクス、スリーエフ、デイリーヤマザキ、ミニストップなど多数のコンビニに設置されています。
<提携銀行>
- 三菱UFJ銀行
- セブン銀行
- イオン銀行
- ゼロバンク
- 東京スター銀行
※他多数の為、ホームページでご確認下さい。
①提携ATMの手数料 → 有料です
②利用できるコンビニ・銀行ATM
<提携コンビニ>
- セブンイレブン
- ローソン
- E-net設置コンビニ
※E-net設置は、ファミリーマート、サークルKサンクス、スリーエフ、デイリーヤマザキ、ミニストップなど多数のコンビニに設置されています。
<提携銀行>
- 三菱UFJ銀行
- セブン銀行
- イオン銀行
- 西日本シティ銀行
- 親和銀行
※他多数の為、ホームページでご確認下さい。
<メディア端末>
- Loppi
- Famiポート
※返済のみですが、手数料が「無料」となります。
①提携ATMの手数料 → 有料です
②利用できるコンビニ・銀行ATM
<提携コンビニ>
- セブンイレブン
- ローソン
- E-net設置コンビニ
※E-net設置は、ファミリーマート、サークルKサンクス、スリーエフ、デイリーヤマザキ、ミニストップなど多数のコンビニに設置されています。
<提携銀行>
- 三菱UFJ銀行
- セブン銀行
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
- イオン銀行
※他多数の為、ホームページでご確認下さい。
<メディア端末>
- Loppi
- Famiポート
※返済のみですが、手数料が「無料」となります。
手数料が完全無料!消費者金融の中の異色の存在レイクALSA
レイクALSAは、コンビニや銀行の提携ATM手数料が借入も返済も完全無料です。
- セブンイレブン
- ローソン
- E-net設置コンビニ
- 三井住友銀行
- セブン銀行
- 三菱UFJ銀行
※他多数の為、ホームページでご確認下さい。
豊富な提携先のおかげで全国どこでも借入や返済が出来ますが、メンテナンスや年末年始などの調整で利用できない時間があるので、その点は注意しましょう。
消費者金融4社を比較すると、アコム、アイフル、プロミスなど主だったところのATM手数料はすべて有料となっています。利用の際、借入や返済で意外にATM手数料は重く圧し掛かってきます。
例外的にレイクALSAだけ無料となっていますので、その辺を踏まえるとレイクALSAは魅力的なキャッシング会社となります。提携しているコンビニや銀行は、4社とも豊富でその点に関しては呼応乙は付け難いと言えます。
銀行系キャッシングと消費者金融のATM手数料を比較する
消費者金融のキャッシングは、基本的にレイクALSA以外は提携ATMの手数料は有料だと考えて問題ありません。では、銀行の手数料はどうでしょうか?
三井住友銀行と三菱UFJ銀行のATM手数料と利用できるコンビニなどを確認していきましょう。
三井住友銀行のキャッシングは、手数料が無料で提携先が豊富
①提携ATMの手数料 → 無料です
②利用できるコンビニ・銀行ATM
<提携コンビニ>
セブンイレブン・ローソン・E-net設置コンビニ
<提携銀行>
三井住友銀行・セブン銀行・ゆうちょ銀行
ATMでは、借入れ、返済、残高照会が可能です。
バンクイックもATM手数料は全て無料!借入も返済も大変お得
①提携ATMの手数料 → 無料です
②利用できるコンビニ・銀行ATM
<提携コンビニ>
セブンイレブン・ローソン・E-net設置コンビニ
<銀行>
三菱UFJ銀行
※振込での返済の場合は、ご利用時間などによって手数料が発生する場合もあります。
提携ATMの手数料については、銀行のキャッシングの方が消費者金融よりも有利かもしれません。しかし、提携しているコンビニや銀行の多さは、どちらかというと消費者金融の方が多いように見えます。
このように比較する事で、申込みや利用時の判断基準となります。慎重に比較し、判断すればより良いキャッシングが可能となります。