じぶん銀行のカードローンって?4つの特徴と審査のクリア条件の把握
「じぶん銀行にカードローンってあるの?」「じぶん銀行のカードローンの特徴は?」など、じぶん銀行が提供しているカードローンについて疑問を持つ方がいらっしゃいます。
じぶん銀行のカードローンは、特定の条件を満たすことで金利に優遇あったり、キャッシングを利用する上で必須のATM手数料が無料などの魅力を持ったサービスです。
しかし、実店舗を持たないじぶん銀行が提供しているカードローンは認知度が大手のキャッシングより無いのかもしれません。そこで、じぶん銀行カードローンの4つの特徴や申し込み方法、審査のクリア条件、借入方法などについてお話ししていきたいと思います。
じぶん銀行とは?実店舗を持たないカードローンサービス
じぶん銀行は、三菱UFJ銀行とKDDIが共同出資してできたネット銀行であり実店舗を持ちません。その為、申し込み方法や借入方法も大手の銀行系カードローンや消費者金融と違う点があります。
そんなじぶん銀行が提供しているカードローンの、まずは商品概要や特徴について確認していきましょう。
じぶん銀行カードローンは口座を持っていなくても利用可能!
大手の銀行や消費者金融のキャッシングサービスは、その便利さから多くの方が現在では利用しています。限度額内なら、何度でも借入が自由であったり、無担保・無保証人など、汎用性や利便性に長けています。
では、じぶん銀行が提供しているカードローンはどうでしょうか?以下に特徴をまとめてみました。
借入限度額 | 10~800万円 |
---|---|
金利 | 2.2~17.5% |
用途 | 自由(事業資金以外) |
保証 | 無担保・無保証人 |
利用制限 | 限度額内なら何度でも自由 |
大手の銀行カードローンや消費者金融などの借入限度額は一般的には500~800万円です。また100万円以下の借入時の金利は、銀行カードローンが14~16%、消費者金融が18%ほどとなっています。
じぶん銀行の限度額は800万円と高く、金利も上限が17.5%と決して高過ぎるという訳ではありません。また、用途に関しては事業性の資金など以外の利用なら自由であり、無担保・無保証人で他の方に迷惑を掛けるといった心配もありません。
そして、キャッシングサービスの大きな特徴である、限度額内なら何度でも借入が自由なのも魅力として、じぶん銀行のカードローンは備えている訳です。
このように特徴的には大手のキャッシング会社に遜色が無いじぶん銀行カードローンはじぶん銀行の口座が無くても利用する事ができるので、誰でも利用する事ができるカードローンだと言えます。
特徴は4つ!auユーザーならだれでも年0.1%の金利優遇
じぶん銀行のカードローンには、以下の4つの特徴があります。人によって特徴それぞれが、メリットになったりデメリットになったりすると思いますので参考にしてみて下さい。
- ①3つのプラン
じぶん銀行のカードローンには、3つのプランがあります。
通常 | au限定 | au限定(借り換え) | |
---|---|---|---|
限度額 | 800万円 | 800万円 | 800万円 |
金利 | 2.2~17.5% | 2.1~17.4% | 1.7~12.5% |
じぶん銀行のカードローンは、誰でも利用できる通常プランの他に、auを利用している方限定の2つのプランがあります。1つは、auを利用してのなら誰も受けられるプランで、年0.1%の優遇がされます。
もう1つはauを利用している方限定で、他社からじぶん銀行のカードローンへ借り換えした方のみが受けられるプランです。
また、借り換えの場合のみかなりの優遇が見込めますが、借り換え時の限度額が100万円未満の場合、誰でもプランの金利が出来ようされるので注意が必要です。
- ②ATM手数料が無料
銀行のカードローンや消費者金融のキャッシングは、一般的にATMでの借入れ・返済を行う傾向が強いです。故に、ATMを利用する際の手数料は、かなりネックになってきます。
消費者金融のレイクALSAのように完全にATM手数料が無料なのは一部で、基本的には108円~216円の手数料が発生します。しかし、じぶん銀行のカードローンのATM手数料は無料なので大きな魅力だと言えます。
- ③即日融資は不可
現在、銀行系のカードローンは即日キャッシングのサービスを完全に停止しています。じぶん銀行のカードローンも、同様に即日キャッシングをする事が出来ません。故に、どうしても当日にお金が必要だという方は、他の消費者金融のキャッシングを検討してみて下さい。
また、じぶん銀行のローンカードは郵送で送られていきます。その際は、到着まで1週間程度の期間を見ておいた方が良いと思います。
- ④WEB完結で借入れ可能
じぶん銀行のカードローンには、振り込みサービスという借入方法があります。それ故、WEBで借入れ予約を入れて、自分の専用口座で現金を受け取るといった事が可能です。専用口座については、じぶん銀行の口座でなくても問題ありません。
注意点としては、事前に振込先の口座を申請しておく必要があるので気を付けて下さい。店舗を持たないじぶん銀行は、基本的にネット上で完結できるービスが豊富に用意されています。
じぶん銀行カードローンの申し込み方法と必要書類を把握する
それでは、実際にじぶん銀行のカードローンへ申し込むための方法についてお話ししていきたいと思います。方法は2つあり、必要な書類も基本的に1つと、申し込むみはとてもシンプルになっています。
申込み方法は2つ!WEBやスマホで24時間受付可能
じぶん銀行のカードローンは、以下2つの方法で申込む事が可能です。
◆②スマホでの申し込み
申し込みは、基本的に画面案内に沿って、申し込むフォームに個人情報を入力していけば完了します。この時、じぶん銀行の口座を持っていると、入力する情報が完力されるので時間の短縮につながります。
入力する内容は、「名前」「性別」「生年月日」「住所」「電話番号」「メールアドレス」「職業」の7つの項目となります。そして、手続専用のパスワードとローンカードの暗証番号の2つを決めて入力は完了となります。
じぶん銀行のカードローンの申し込みは、24時間365日受付をしているので、自分の都合(仕事終わりや休日など)に合わせて行えます。
審査結果は、Eメールまたは電話で案内があります。Eメールの受信制限をしている場合は、じぶん銀行からくるメッセージが受信できるように、あらかじめ設定しておく必要があります。あとは、審査結果を待つだけとなります。
※審査結果については場合によっては数日かかる事もあるので注意して下さい。
必要書類は基本1つ!提出方法もWEBで簡単に完了
書類については、基本的には本人確認の書類を提出するだけで問題ありません。但し、借入の希望額が50万円を超える場合は、別途収入証明の書類が必要になります。
①本人確認書類
②収入証明書類(50万円を超える限度額の借入希望の場合)
本人確認書類は、運転免許証、各種健康保険証(カード型、紙)、パスポート、マイナンバーカード(裏面は提出不可)などになります。どれも有効期限に気を付けて下さい。また、送付した画像については返却されないのでご注意ください。
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※審査内容によっては、2点以上必要になる場合もあります。
収入証明書類は、以下3点のうち1つをコピーして送付して下さい。
◆2.住民税決定通知書(前年度分)
◆3.地方公共団体が発行する所得証明書(課税証明書)
◆4.給与明細(最も新しいもの)
提出方法は、WEB上からコピーした画像を添付する方法と、じぶん銀行ローンセンターへ郵送する方法、FAXの3つから選んで下さい。
じぶん銀行の審査は厳しい?3つの条件と在籍確認を理解する
さて、じぶん銀行の審査についてお話ししていきたいと思います。銀行のカードローンは審査が厳しくて、消費者金融のキャッシング審査は比較的甘いといった話を聞いた事がありますが、実際は審査に差はありません。
銀行でも消費者金融でも、キャッシング審査には基準(条件)があり、それをクリアできるかどうかを判断しているだけです。
では、審査のクリア条件とはどんなものなのか?じぶん銀行カードローンの審査について、お話ししていきます。
3つのポイント!じぶん銀行カードローンの審査のクリア条件
キャッシングを利用されたことが無い方にとって、お金を借りるという事は意外に審査が厳しいものだと思われがちです。確かに、一定の条件をクリアしなくてはいけませんがキャッシングの審査に通過する事はできません。
しかし、実際の条件自体はそこまで厳しいものではないのです。
2.安定的な収入
3.保証会社アコムの保証が受けられる
キャッシングの利用は、じぶん銀行に限らず基本的には20歳以上70歳未満の成人の方のみとなっています。これは未成年者では、契約をしたとしても保護者の一存で契約そのものを破棄する事ができる為です。
故に、成人の方でないとキャッシングサービスを受ける事はできません。
平成30年に、未成年の年齢が18歳と引き下げる法案が通りましたので、今後年齢に関して変化があるかもしれませんので申し込みする時は、再度ホームページで確認をしておいて下さい。
安定的な収入は、返済を円滑にするためには必須の条件となります。故に、無職や専業主婦の方のように収入が無い方へのキャッシングは行っていません。しかし、アルバイトやパートの方であっても「安定的な収入」さえあれば、キャッシングの審査は問題が無いという事になります。
じぶん銀行のカードローン審査では、保証会社アコム(消費者金融のアコム)で所定の審査を行い、信用情報機関に事故情報などが無いか確認します。
信用情報機関とは、個人の債務情報を管理している第三者機関で、この機関に金融商品(クレジットカードや他社のキャッシングなど)の事故情報や長期滞納が載っていなければ、誰でもクリアする事が出来ます。逆に信用情報に傷がある、いわゆるブラックリストの方は厳しい審査結果になると思います。
銀行のカードローンに申込んでいるのに、なぜ消費者金融が審査に関わってくるのか疑問に持たれるかもしれません。しかし、基本的に銀行のカードローンは消費者金融(アイフルやプロミスなど)に現在は審査を受注している状態なので、そういうものだと割り切った方が良いと思います。
※1つの要因として、費用的な問題だと言われています。
在籍確認は必須!勤務先へじぶん銀行から電話確認がある
じぶん銀行のホームページには、「じぶん銀行のカードローンをお申込みの際にが、在籍確認のため、勤務先へ「じぶん銀行」または「個人名」でお電話いたします。その際、プライバシーには十分配慮しますのでご安心ください」とあります。
故に、じぶん銀行のカードローンの審査では在籍確認が必ずあります。申し込みを検討されている方の中には、どうしても勤務先への連絡を避けたいと思われる方もいるかもしれません。
しかし現状では、じぶん銀行の在籍確認は電話のみでの審査となってます。どうしても避けたい方は、この点については一度じぶん銀行へ相談された方が良いと思います。
銀行や消費者金融の中には、相談すると在籍確認を書類(社員証や健康保険証など)で済ます対処をしてくれることもあります。ですから、どうしても勤務先への在籍確認を避けたい場合は、他社のキャッシングを兼用するのも1つだと思います。
じぶん銀行カードローンの2つの借入方法と提携ATMの把握
最後に、実際の借入方法についてお話ししていきたいと思います。じぶん銀行カードローンの借入方法は2つあります。但し、いくつか注意するべき点もあるので、それらを踏まえてお話ししていきたいと思います。
ATMと振り込みサービス!じぶん銀行カードローンの借入方法
以下の2つが、借入方法となります。
◆②振り込みサービスでの借入れ
提携しているコンビニ・銀行ATMより、専用のローンカードを使ってキャッシングする方法です。基本的には、ATMのトップ画面にある「お引き出し」ボタンを押して、カードを挿入します。次に、暗証番号を入力して、最後に引き出しの希望金額を入力すれば完了です。
あとは、現金とカード、明細書の受け取りを忘れないようにしましょう。また、じぶん銀行カードローンは、不正使用防止のために1日あたりのATM借入れ上限を契約時に自分で設定する必要があります。
原則として24時間365日、提携しているATMで利用が可能となっていますが、毎週月曜日の1時~5時、毎月第2土曜日の21時~翌7時まではメンテナンスの為、利用する事ができないので注意する必要があります。
振り込みサービスは、WEBの会員サイトやじぶん銀行ローンセンターに電話して依頼予約する事が可能です。振込が完了すれば、お手元のキャッシュカードにて現金を引き出す事が出来ます。
但し、銀行への振り込みは営業時間内でしか行えませんので、当日中に必要な場合は14時までには振込の予約をしておく必要があります。また、じぶん銀行口座をお持ちの方に限り土日の振り込みサービスの利用が可能となっています。
ATM手数料無料!提携先を把握してさらに便利に利用する
じぶん銀行のカードローンのATM手数料は借入時も返済時も0円と、大変魅力的となっています。そんな手数料無料の提携先ATMは以下の5つとなります。
①三菱UFJ銀行
②セブン銀行(セブンイレブン)
③ローソン銀行(ローソン)
④コンビニATM E-net
⑤ゆうちょ銀行
上記でも述べましたが、原則24時間365日の利用が可能です。但し、メンテナンスの為に利用できない事や、年末年始などで利用する事ができない不測の事態などもあるので、その点についてはご注意下さい。