キャッシングの返済方法を徹底理解!用途に合わせて使い分ける方法
キャッシングの返済方法は、キャッシング会社によって多数用意されています。WEB、ATM、口座振込、口座振替などありますが、多すぎてどれをどう利用すれば良いのか迷ってしまう事もあります。
また、返済しようとATMを利用したのに「只今利用できません」と返済できない事や、手数料が発生し損をしてしまう事もあります。多種多様過ぎて、意外に知らない事も多い訳です。
そこで、基本的なキャッシングの返済方法である4つを取り上げ、失敗せずスムーズに返済ができるようお話しをしていきたいと思います。
返済の基本を押さえる!3つの注意事項と4つの返済方法
キャッシングを利用する上で、返済はとても大切な事です。キャッシングは申込みや借りる方法などを気にするより、実は返す方法を理解している事の方がとても重要だったりします。
返済方法によっては返せる時間帯があったり、返せない時間帯があったりします。土日祝や特定の日によっては、返済方法に変化があったり完全に利用できなかったりします。また、それぞれのキャッシング会社によっても利用の仕方が違ったりもします。
そこでキャッシング会社が用意している基本的な返済方法を、まずは理解しておく必要があります。基本を理解しておけば、それぞれ応用も可能になると思います。そして、返済方法を理解する上で絶対に覚えておくべき注意事項があります。
キャッシングを上手く利用する為にも、返済の注意事項と基本的な返済方法についてお話ししていきます。
返済日!返済額!滞納!返済についての注意事項を把握する
キャッシングの返済がもし滞った場合、大きなペナルティが課せられます。数日の滞納であれば問題ないのですが、それも繰り返してしまうと大変な結末を迎えてしまいます。
そこで、キャッシングの返済方法を理解する前に、絶対に把握しておくべき注意点を3つ確認していきたいと思います。
返済する為には、返済日を把握しておく必要があります。月一回ある返済日を把握しておかなくては支払いが出来なかったり忘れてしまったりする可能性があります。
注意点として、最初の返済日がその月から始まるのか、それとも翌月から始まるのか申込んだ日によって変わる場合がある事です。
例えばあるキャッシング会社は毎月の20日が返済日ですが、申込んだ日が5日だった場合はその月から返済しなくてはいけないが、10日だった場合は翌月の返済日から返済を開始すると言ったような感じです。
これは、各キャッシング会社によって返済の開始日のルールに違いがあるので、事前に確認・把握しておく必要があります。ただ、返済日を把握しておく事は基本中の基本なので忘れず確認しておくようにして下さい。
キャッシングの返済方式は主に2つあります。1つは、残高スライドリボルビング方式。もう1つは、元利定額リボルビング方式です。
残高スライドリボルビング方式 | ご利用残高に応じて、返済額が変動していく方式 |
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元利定額リボルビング方式 | ご利用残高に関係なく定額を支払う方式 |
基本的にキャッシング会社は、残高スライドリボルビング方式を採用しています。例えば、あるキャッシング会社の場合だと、50万円の借入残高があった時の最低返済額は14000円となります。
※この毎月の最低返済額は、元金の一部返済金と利息が合計されて算出されています。
そして借入残高が、40万、30万、20万と減少していけば、返済する最低額もそれに応じて13000円、12000円、8000円と下がっていく訳です。
最低返済額を支払わなければ、その月の返済が完了した事になりません。その月の返済にいくら確保しておかなければいけないのか把握する為にも、必ず最低額の把握をしておくようにして下さい。
最低返済額の確認は、会員ページやATMなどで借入した時に出てくる明細書でカンタンに確認する事が出来ます。
さて、キャッシングの返済で一番気を付けなくてはいけないのが「滞納」です。返済日を1日でも遅れると、滞納を開始した事になります。多くの方は日々の忙しさのせいで、返済を1度や2度忘れてしま事もあるものです。
それ位の頻度の支払い忘れなら全く問題は無いのですが、コレが頻繁に返済日に返済できなかったり、長期的な滞納へと発展して行くと大きなペナルティを2つ課せられる事になります。
1つは個人が持つ信用情報に傷がつき、もう1つは財産を差し押さえられてしまう可能性が出てくるのです。
信用情報とは、金融商品(クレジットカードやキャッシング、車のローンなど)の返済について問題があるか無いかについての情報です。この信用情報に問題があると、新規の金融ローンを組めなかったり、現在利用している金融商品に制限が掛かる事があります。
※個人の信用情報は、信用情報機関(CIC、JICCなど)などの第3者機関で管理されています。
また滞納が続く場合、滞納金の回収として財産の差し押さえなどを行われる事もあります。このように、キャッシングの返済を忘れてしまうと悲惨な結末を迎えてしまう危険性がある訳です。
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キャッシングの返済方法は基本4つ!それぞれの理解が重要
キャッシング会社は多数あります。銀行系のキャッシングサービスや消費者金融のキャッシング、そしてクレジットカードのキャッシング枠などが主に挙げられます。これらの返済方法はキャッシング会社によって、それぞれ異なりますが基本的な4つの返済方法は以下のようになります。
- ①WEB返済
- ②ATM返済
- ③振込返済
- ④口座振替返済
WEB返済は、インターネット決済の「Pay-easy(ペイジー)」を利用して返済する方法です。その為、キャッシング会社によっては提供していないかもしれませんので注意が必要です。
ATM返済は、専用カードを提携コンビニやキャッシング会社専用のATMを利用して返済する方法です。ほぼ全国を網羅するコンビニで返済可能なので大変便利です。
振込返済は、キャッシング会社の指定口座に振り込む方法です。ATMや自宅からでも、通常の振り込み方法で返済が可能です。また口座振替返済は、毎月自動で引き落としする返済方法です。返済忘れ防止に優れた返済方法となります。
キャッシング返済方法①!できると便利なWEB返済の理解
それでは、返済の上での注意事項やキャッシングの返済方法を簡単に把握しましたので、1つひとつ返済方法を見ていく事にしましょう。
まずは、WEB返済についてお話ししていきます。深夜などの時間を気にしない返済方法であるWEB返済の特徴やメリットについて把握していきましょう。
PCやスマホから返済!時間を選ばない手数料無料の返済方法
「Pay-easy(ペイジー)」を利用する事で、インターネットバンキングを通じ返済する方法です。但し、金融機関が提供しているインターネットバンキングが利用できる状態である事が前提となります。
また金融機関のインターネットバンキングを利用できる状態だったとしても、「Pay-easy(ペイジー)」を利用する事ができない金融機関の可能性もあります。
まずは、各キャッシング会社のホームページなどで①WEB返済サービスの有無と②お手持ちの筋機関のインターネットバンキングで利用可能かの事前チェックをしておくようにしましょう。
ではWEB返済の特徴ですが、以下の4つを挙げる事が出来ます。
WEB返済ではインターネットバンキングを利用しますが、振込み手数料は無料です。通常インターネットバンキングの振込みには、10000円を超える場合216円の手数料が発生します。これが無くなるのがWEB返済です。
キャッシングは完済まで数年単位になるケースがほとんどです。その1回1回の振込手数料を合計すれば、かなりの金額になってしまいます。ちりも積もればというヤツです。故に、手数料が無料は大変魅力的なサービスなのです。
システムのメンテナンス中などで返済できない時間帯もありますが、基本的には24時間365日返済の受付が可能です。
また金融機関の営業時間外であっても、受付が完了すればスグに返済が反映されます。そのため深夜であっても早朝であっても返済が可能なので、返済日のギリギリの時間まで忘れていても即時返済を完了させる事ができます。
WEB返済は、パソコンやスマホ(アプリ)のどちらからでも行えるので場所に縛られる事がありません。故に、忙しい時間の合間を縫ってATMや窓口に行かなくても都合の良い時間に返済する事ができます。
ATMや銀行窓口などに足を運ばなくても返済が可能なWEB返済ですが、手続きもとてもカンタンです。所要時間も、早ければ5分~10分程度で完了してしまいます。
但し大変便利なWEB返済サービスですが、提供していないキャッシング会社もありますので申込む際に確認が必須となります。
たった4ステップ!とっても簡単なキャッシングのWEB返済
それでは、実際のWEB返済の手続きがどのようなステップで行われるのか確認していきましょう。
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◆ステップ2:希望の返済額(最低返済額以上)を入力し、金融機関を選びます。
↓
◆ステップ3:選んだ金融機関サイトへログインし、指示に従って手続きを進めます。
↓
◆ステップ4:返済額などを確認し、問題が無ければ実行して終了です。
※インターネットバンキングから手続きを行いますので、お手元に金融機関のログイン情報を用意しておくとスムーズに作業を進める事が出来ます。
キャッシング返済方法②!ATMなら全国どこでも返済可能
キャッシングの返済の基本は、やはりコンビニなどのATMを利用した返済方法でしょう。提携先のコンビニATMのおかげで全国を網羅し、返済場所を探し回ると言う事もありません。
基本的には、深夜でも早朝でも利用可能ですが、定期的にシステムのメンテナンスの為に利用できない事もあるので注意が必要となります。それでは、様々な特徴やメリットの多いATM返済についてお話ししていきたいと思います。
時間や場所を選ばない!ATM返済の特徴と注意点の把握
ATM返済は、2つに分ける事が出来ます。1つは、提携しているコンビニや銀行などで利用できるATMです。コンビニや銀行のATMを合わせれば、ほぼ全国カバーできるので返済場所に困る事は無いと思います。
また、コンビニATMは24時間365日利用が可能です。但し、各コンビニによってATMのメンテナンス時間があり、その時間帯は利用が不可となるので注意が必要となります。
もう1つは、キャッシング会社が持っている専用のATMとなります。コチラは、設置されている場所も限られているので返済する際は事前に場所を把握しておく必要があります。ただ、専用のATMは提携のATMにはない機能が利用可能なので、必要に応じて利用されると良いと思います。
1.コンビニと銀行との提携で全国展開!但し、提携先の把握は必須
2.基本的に返済の際のATM手数料は無料!但し、有料もある
3.コンビニATMは24時利用可能!但し、メンテナンスの時間は利用不可
キャッシングの返済方法で良く利用するのがATM返済だと思いますので、提携しているコンビニや銀行は事前に把握しておかなくてはいけません。
例えばセブンイレブンで利用できても、ローソンと提携していなければローソンATMは利用する事ができません。提携先についてはホームページに記載があるので確認しておきましょう。
手数料については、キャッシング会社によって完全無料の場合と特定のコンビニATMなどでは有料と言う部分的無料を採用している場合があります。事前にどちらなのか確認しておく必要があります。
メンテナンスの時間については、各コンビニや銀行で違うので把握するのは大変だと思います。利用するコンビニなどを決めておき、そのATMの利用時間をピンポイントでチェックし労力を抑えると良いと思います。
1.一括返済(小銭での取り扱い)が可能
2.カードレスでも借入可能!暗証番号などの設定変更も可能!
3.場所と営業時間に制限があるので、事前把握が必要
専用のATMの特徴は、各キャッシング会社によってサービスが違います。上記に挙げた3つも、一例に過ぎません。ただ、借入や返済で利用するよりも相談や用途に応じて利用する事を目的とした方が良いと思います。
ATMにカードを入れるだけ!5つのステップで簡単返済
提携ATMも専用ATMも、使用方法は同じです。手続きをスムーズにする為に、事前に専用カードと振込額に問題が無いか確認しておきましょう。
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◆ステップ2:4ケタの暗証番号を入力します。
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◆ステップ3:メニュー画面から、<ご返済>を選択します。
↓
◆ステップ4:現金投入口が開くので、現金を揃えて投入し読取を押します。
↓
◆ステップ5:画面に投入金額が表示され、問題なければ確認を押します。
最後に、明細書とカードの受取りを忘れないようにしましょう。カードを入れてから返済手続きにかかる時間は、5分程度です。慣れてしまえば、2~3分程度の時間しか掛からないので大変利便性の高い返済方法となっています。
キャッシング返済方法③と④!ATMやネットも可能な口座返済
最後の返済方法は、銀行口座を利用した方法となります。銀行振込なら、ATMからでもインターネット経由からでも返済が可能です。そして口座振替は1度申込んでしまえば、あとは手間いらずです。
2つの口座を利用した返済方法について、お話ししていきたいと思います。
WEB返済と何が違う?指定口座へ振込むだけの便利な返済方法
振込での返済は、コンビニや銀行のATMからでもインターネットバンキングを利用して返済する事も可能なので、場所や時間などに縛られる事無く返済する事が出来ます。
但し、指定口座への振込には手数料が掛かります。
これがWEB返済サービスとの違いです。場所や時間などに縛りが少ないですが、これは大きなデメリットとなるかもしれません。他のキャッシングの返済方法と比較しながら、状況に合わせてご利用下さい。
利用方法は簡単で、通常の銀行振込の手続きと同じです。故に、事前に「キャッシング会社が指定する振込先」を確認しておく必要があります。
事前に手続きが必須!でも払い忘れを解消できる便利な口座振替
口座振替は、自動で毎月振込をしてくれる返済方法です。メリットは以下の3つが主に挙げられます。
②毎回の返済の手間が無い
③うっかり返済忘れを防止できる
ATMやインターネットバンクで毎回手続きをする事無く、手数料無料で返済する事が可能です。また、自動で返済が行われる為、「滞納」する事がないのは最大の魅力となります。
ただし、口座にお金が無いと引落せないので、口座の残高には注意しておきましょう。