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キャッシング詐欺に注意!債権回収やスキミングなどからお金を守る

キャッシング詐欺は多くの手法があり、一見大丈夫そうな誘い文句でも気を付けなくてはいけません。多くの方がキャッシング詐欺によって大切なお金を騙し取られ、生活に支障をきたしています。

定番の債権回収詐欺やスキミング詐欺以外にも、個人情報を採取してから行われるフィッシング詐欺など、キャッシングに絡む詐欺行為は後を絶ちません。

電話、はがき、ホームページ、メールなど様々な媒体を使い、言葉巧みに行われるキャッシング詐欺について注意点と対策をお話していきたいと思います。

金融犯罪!キャッシング詐欺は様々な手でコチラを騙してくる

キャッシング詐欺とは、どんなものなのでしょうか?まずは、実際の詐欺行為がどういったものなのか体験談を通じ確認していきましょう。

またキャッシング詐欺には、お金を騙し取るだけでなく関連していくつかの目的が実は隠されています。それはどういった目的なのか?キャッシング詐欺の実態や目的についてお話していきたいと思います。

定番詐欺!債権回収を装った詐欺に注意する

<体験談>
2週間ほど返済の滞納をしていた時、キャッシング会社から電話が掛かってきました。「〇〇様ですか?いつもお世話になっております、△△キャッシングです」

この電話をもらった時、とうとう来たかと思いました。督促状は来ていたので、次のステップに進んだなという訳です。その電話で担当の人が、「今回のお支払いについてですが…」と言ったので、私は遅れている事を謝り数日後に支払う事を伝えました。

するその担当の方が、「では今回は遅れていますので、通常のお支払方法ではなくお振込みでお願いします」と言ってきたのです。少し変に思いましたが、遅れている後ろめたさから何も言うことなく指定口座へ3日後に振り込みました。

それから1週間、契約している「本当」のキャッシング会社から催促の電話を貰って、自分が詐欺にあった事を理解しました。もう少し慎重に動けば、絶対に防げたので本当に悔しかったです。

本来、滞納している事を、詐欺をする人間が知っている筈ありません。このパターンは、手あたり次第かけるオレオレ詐欺に似ていますが、滞納している人にあたるまで電話をかけ続けている可能性があります。

債権回収の詐欺に限らず、電話やはがきで行われるキャッシング詐欺は、基本的に「口座振込」を勧めてきます。

通常の返済方法と違う方法、特に「口座振込」での返済を言われたら注意する必要があります。

お金だけじゃない!キャッシング詐欺は3つの目的を持っている

キャッシング詐欺の目的は、基本的に金銭です。ですが、キャッシングに関連している犯罪は、調べていくと様々な詐欺と繋がっています。

キャッシング詐欺は、お金以外にも騙し取られているものがあります。キャッシング詐欺を行う人間が狙っている目的は主に3つについて確認していきましょう。

  • お金

当然ですが、キャッシング詐欺の一番の目的はお金です。手口は様々で、債権の回収や新規の勧誘を装って言葉巧みに口座振込をさせようとします。

「お支払い忘れが5万円分あります。指定口座に早急に振り込んで下さい」「審査はないのですが、登録のために最初に5万円必要です」など聞けばビックリするような嘘ですが、その時の精神状態によっては騙されてしまう事もある訳です。

これだけ多くの方が騙されてしまうキャッシング詐欺の手口は、とても巧妙です。騙される人間がダメなのではなく、巧妙に騙してくるのが詐欺なのです。ニュースやインターネットなどから手口を学び、くれぐれも口座振込をするような事がないように注意しましょう。

  • 個人情報

キャッシングの申し込みなどを、ホームページから行った方の中には、個人情報を奪われてしまう場合があります。偽のホームページや偽メールを使った、いわゆるフィッシング詐欺と呼ばれるものです。

これは、特にキャッシングの申し込みを考えている時に引っ掛かり易い詐欺です。主な手口は、メールや広告などで偽ホームページに誘導し個人情報を残させる事になります。

お金ではなく、まずは個人情報という点が厄介です。

名前、住所、電話番号、会社名、年収などキャッシングをしようとして残す情報なので、かなり個人の機密情報を残してしまう事になります。

ここまで情報が漏れてしまうと、後は電話やはがきなどの勧誘が恐ろしい程くる事になる訳です。個人情報を取られると、騙す手口もより巧妙になります。故に、キャッシング詐欺を行う人間の中には、お金よりまずは個人情報を目的にしている事もある訳です。

  • 契約

個人情報を取られると、「簡単なお仕事で、10万円になります」「5分のバイトで5万円お支払いします」「名前を貸してください!保証人になってくれれば20万円渡します」など、キャッシングを必要としている方の心を揺さぶる話を持ち掛けられます。

これらは、キャッシング詐欺で集めた個人情報を使って、契約で縛りお金を長期的に搾取しようとする詐欺に繋がります。こういった、お金を「差し上げます」や「稼がせます」などは、基本的に契約を結ばされ逃げられないようにしてから搾取が始まります。

キャッシング詐欺で、お金を騙し取られるのは短期的な部類です。しかし、個人情報を奪われ、さらに契約などを結ぶとかなり長期的な被害を被る事になります。甘い言葉で契約を結ばせる事を目的とした、キャッシング詐欺の派生的な詐欺にも注意しましょう。

キャッシング詐欺は、金融トラブルではなく金融犯罪です。滞納して困ったといった個人的なトラブルなどではなく、警察や弁護士などの専門家に頼らなければ解決しない犯罪なのです。故に、慎重にキャッシングを活用する必要がある訳です。

お金が目的!キャッシング会社からの電話連絡に注意する

それでは、具体的な詐欺について言及していきたいと思います。ここでは、特に被害の多い電話でのキャッシング詐欺についてお話ししていきます。

社名を詐称!キャッシング会社や委託回収業社を名乗って騙す

一家に一台から一人に一台と、個人的に電話を受けらる時代に今はなっています。そのため、電話(スマホ)を通じてのキャッシング詐欺が後を絶ちません。電話での手口は、基本的に2つ。

  • 社名詐称詐欺
  • 取り立て詐欺

社名詐称詐欺とは、いわゆるキャッシング業者になりすましてお金を騙し取る手口です。申込みの勧誘をキャッシング業者の名前を騙ってしたり、債権の回収を委託業者として騙し取ろうとしたりします。

回収業者やキャッシング会社の社員を装って架空の請求を指定口座に振り込ませる手口ですが、意外に丁寧な言葉遣いや下手に出たセールストークによって騙されてしまう方はいます。

取り立て詐欺とは、入会した覚えのないサイトの入会金請求や利用した覚えのないキャッシングの請求、何かしらの理由をつけ違反金を騙し取ろうとする手口です。

「お支払い頂けない場合は、法的手段に訴えます」という言葉で、不安を煽りながら脅迫的な手口でお金を騙し取ろうとするので、気丈な対応をしないと流されてしまう可能性があります。

注意しましょう。

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常識や論理性はない!とにかく不安を煽るのがキャッシング詐欺

取り立て詐欺などの手口を聞くと、「自分はキャッシングを考えているだけで、まだ利用していないから大丈夫!」と考えがちです。確かに、「入会もしていないのに、なぜ払うのですか?」とキッパリ言えれば騙されないでしょう。

しかし、そういった事も分かった上で、「そんな事は関係ない、書類がある、契約を守れ、訴える」といった事を、理不尽に迫ってくる訳です。これは精神的に辛いです。そして、中にはそういった行為から逃げ出すために、安易にお金を支払ってしまう方もいるのです。

また、キャッシングのトラブルは本人以外にも起こり得る出来事です。

①親
②夫または奥さん
③子供

このような関係の深い方達がキャッシングして滞納したので、「お父さん払って下さい。最愛の人が困っているので助けて下さい」と訴え騙そうとしたりもします。

※オレオレ詐欺は同様な手口となります。

相手は騙そうとして、嘘を平気で述べます。そして、その嘘がいかにも真実であるかのように、言葉を巧みに述べてきます。キャッシング詐欺は、不安を煽り、疑心暗鬼にさせ、精神的に追い詰める事でお金を騙し取る事が目的です。

十分な知識を持って、日頃から気を付けましょう。

キャッシング会社は以下の事を絶対に行いません。
◆1.電話で勧誘する事はない
◆2.本人以外にキャッシング会社から連絡する事はない
◆3.振込をさせることはない

詐欺は多種多様!キャッシング詐欺の手法を把握

キャッシング詐欺の目的は、お金を集める、個人情報を集める、そして契約を結ぶなどありましたが、その手口も多種多様です。

上記では、電話での手口に触れましたが、それ以外のキャッシング詐欺の手口についてお話ししていきたいと思います。

電話以外も気を付ける!はがきやメールを使った詐欺手法

電話以外の手口で一般的なのが、ダイレクトメールやはがき、ホームページやメール(スマホやPCを含む)などが挙げられます。

入口の媒体が違うだけで、基本的には申込みの勧誘詐欺などで、「即日、審査なし」などで申し込ませ法外な金利で利息を儲けたり、債権の回収を装いお金を振り込ませたりする訳です。

どのような手口であっても、キャッシング詐欺はお金や個人情報を奪い、不当な契約などを結ぼうとします。

その事を忘れないで下さい。

5分で5万円!そんな簡単なバイトはありません

アルバイトを使ったキャッシング詐欺もあります。インターネットやチラシなどで見かける、「簡単バイト!5分で5万!」などといった広告を見た事があるかもしれません。

これは、キャッシングに興味のある人を集め、「簡単な調査を行っています。消費者金融の実態を調べたいので、契約をお願いします」と巧みに契約をさせ、調査の名目でカードや暗証番号を聞き出す手口です。

実際に5万円を貰えますが、カードと暗証番号を騙し取られているので、消費者金融の契約金を丸々支払う羽目になります。老後の資金にと考えてバイトをされる年配の方などは、特に気を付けなくてはいけないキャッシング詐欺です。

スキミング詐欺に注意!普段からATMの状況を把握する

このスキミングは、昔からあるキャッシングの詐欺です。現在は、コンビニにおいてあるATMに分かりにくいように専用の取口を設置しカードの情報を奪い取る手口があったりします。

普段の利用から、キャッシングのカードをATMに入れる際、本当にその挿入口がATMのものなのか注意する必要があります。また、のぞき見という手法で背後から暗証番号を盗み見て後からカードを盗むといった強硬手段もあるので気を付けて下さい。

キャッシング詐欺への対策!心構えや何をするべきか知っておく

電話、ダイレクトメール、はがき、ホームページ、メールなど現在は多くの媒体を通じ、キャッシング詐欺は行われます。そして、どの方法もイタチごっこのように手を変え品を変え巧妙に行われています。

そんなキャッシング詐欺に一体どう対応すれば良いのか?未然に防ぐ対応策と最終手段のお話をしていきます。

4つの心構え!キャッシング詐欺を未然に防ぐ

お金を騙し取られない為にも、詐欺を未然に防ぐ必要があります。しかし、なかなかそれが難しいものです。そこで様々な状況下で慎重に行動ができる心構えについて、まずはご紹介したいと思います。

<心構え>
◆1.甘い言葉に騙されない
◆2.個人情報を安易に渡さない
◆3.口座に振り込めはまず疑う
◆4.事前にいろいろなパターンを知る事が、一番の対策になる

基本的に、甘い言葉(自分にとって都合の良い言葉)は注意する必要があります。他人が騙された話を聞くと、なぜこんな嘘に騙されたんだろうと疑問に思うものですが、それは仕方ありません。

人は、窮地に陥っていると希望にすがりたくなるものです。キャッシングを考えている人や急にお金が必要になった人などは、正常な判断ができないほど焦っている場合があります。

また、そういった精神状態に巧みに持っていかれ騙される場合もあります。故に甘い言葉=自分にとって都合が良い場合は、一度考え直す必要があると肝に銘じておいて下さい。
 
上記でもお話してきましたが、個人情報の流失が金融犯罪につながる可能性は高いです。自分の情報を提供するとき、一度慎重になる必要がある訳です。また、「口座に振り込んで下さい」はキャッシング詐欺の典型的なセリフです。このキーワードが出たら注意して下さい。

そして最も重要な事なのですが、事前にいろいろな情報を収集しておくという事が、キャッシング詐欺を未然に防ぐ一番の近道になると思います。

詐欺の手口は巧妙で、日々新しくなっていきます。その流れを少しでも知っておく事で、注意しよう、慎重になろうと言う意識付けができるようになる訳です。他にも、以下の3つの事を意識すると詐欺に騙される確率が減ると思います。

①情報収集サイトやメールに注意しましょう

インターネットが普及して、キャッシングの詐欺は増えています。特に偽ホームページやメールを使った債権回収の詐欺や、個人情報を騙し取るフィッシング詐欺は増える一方です。

アドレスバーの表記などに注意して、閲覧するサイトには注意するようにして下さい。

②即断即決をしない

電話・はがき・メールなどで、指定口座にお金を振り込めと急かしますが、あれは不安を煽り焦らせて、軽いパニック状態にさせようとしているのです。故に、即断即決をしてはいけないと肝に銘じておいて下さい。

一度立ち止まって、慎重に考慮を重ねる。今回お話しした事を思い出して頂ければ、キャッシング詐欺の回避に一歩近付く事になると思います。

③ATM利用時には背後や挿入口に気を付ける

スキミング被害防止の為にも、ATM利用時には周りには注意をしましょう。またキャッシュカードの磁気情報を盗み取る装置が、設置されているかもしれません。 不審な設置物がないか周囲の確認を怠ってもいけません。

ヤバいと思ったら即行動!専用窓口や専門家を頼る

未然に防ぐ事ができず、実際にキャッシング詐欺にあった場合どうすればよいのか?答えは、専門家に頼るです。専門家とは、警察や弁護士の事を指しています。

キャッシング会社の窓口相談で対応できれば良いのですが、難しい事が多いです。状況によっては、詐欺は金融犯罪なので警察に頼る必要がありますが、証拠が少ないと「民事不介入」で取り合ってもらえないかもしれません。

その場合は、弁護士に頼る事になると思います。ただ、相手が見つかるかどうかという問題もあります。

被害にあってしまうと、打てる手が限られそして泣き寝入りするケースも少なくありません。

故に、未然に防げるよう細心の注意を払いキャッシングをご利用下さい。

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