キャッシング審査を徹底攻略!誰でもカンタン借入方法

自営業者のキャッシング!一般と違う申込みや審査の注意点を把握する

自営業者の方のキャッシングは、銀行、金融公庫、消費者金融など様々な企業から受ける事が出来ます。自営業者と言っても様々で、法人事業主、個人事業主、フリーランスなどに分ける事ができ、それぞれが特徴を持っています。

またキャッシングの申し込みも、それぞれに注意点があったりします。キャッシングは、安定収入があれば基本的に利用できるサービスです。

しかし、自営業者の方はその点に不安があります。当然利用できない訳ではありませんが、正社員と言った企業で働く方よりも若干申し込みに壁があります。それはどういった壁なのか?自営業者の方のキャッシングについて、お話ししていきたいと思います。

収入の評価と制約を知る!自営業者へのキャッシング会社の対応

これからお話しするキャッシングとは、主に一般の方でも利用している銀行のカードローン消費者金融のキャッシングについてです。銀行や金融公庫からの融資についても少し触れますが、基本的には自営業者の方が一般的なキャッシングサービスをどう受けるかについてお話ししていきたいと思います。

キャッシングは、基本的に3つの条件を満たせば誰でも利用可能なサービスです。故に、自営業者であっても、問題なく利用する事は可能です。但し、キャッシング会社によっては、自営業者が敬遠されてしまう傾向があります。

それは「なぜ」なのか?キャッシングの基本的な利用条件や、消費者金融、銀行などが自営業者に対してどのような対応(制約)をしているのか、お話ししていきたいと思います。

自営業者の評価!キャッシング会社から不安視される収入

まず、キャッシングを利用する為には以下の3つの条件を満たす必要があります。

◆①年齢
◆②信用性
◆③安定収入

キャッシングは、20歳以上の成人から満65~70歳までの方が利用できるサービスです。終わりは、各キャッシング会社によってバラつきがありますが、キャッシングが始められる年齢は基本的に20歳以上となっています。

※但し、2022年以降は未成年の年齢が18歳以下に引き下がる為、審査においての年齢も変化するかもしれません。

次に信用性ですが、これはキャッシングなどの金融商品の返済をしっかり行ってくれる誠実さや責任感などを指しています。当然、書類や口頭での申請では判断できないので、キャッシング会社は信用情報機関で申込んだ方の債務の実績を確認して判断します。

<信用情報機関>
クレジットカードやスマホの割賦支払いなどの、債務の利用状況を管理している第三者機関です。銀行や消費者金融、信販会社を利用した金融商品の債務情報(債務状況や債務履歴)は全て管理されているので、その実績から信用性を判断される事になります。

最後に安定収入ですが、自営業者の方は一定の所得に保証がなく、企業で雇用される会社員よりも収入が安定していないと評価される傾向にあります。

当然ですが、これはあくまでもイメージであり、なかには大きな成功を収めている自営業者の方もいます。ただ、往々にして自営業者の方は何かあった時の保証が企業などよりも低いと判断される為、収入面に不安要素を抱えていると思われる訳です。

事業資金の取り扱い!自営業者に対する制約を確認する

故に、消費者金融や銀行などは、自営業者の方がキャッシングへ申し込む場合、以下の制約を踏まえて審査を行っています。

利用の目的
銀行 原則自由(但し、事業性の目的の場合は不可)
消費者金融 原則自由(個人事業主の場合、事業性目的は可能、それ以外は不可)

銀行も消費者金融も、キャッシングの利用目的は原則自由です。

ただ、自営業者の方に対しては「事業性の目的で使用する事を禁止する」と言った制約を付けています。

銀行でのキャッシングは、生活費や事故や入院などの医療費など様々な利用が可能です。これは消費者金融でも同様です。しかし、事業性を目的としたキャッシングだけはどちらの会社も行わないと規定によって定めている訳です。

※例外として、消費者金融は個人事業主の利用については認めています。

理由は様々あると思いますが、事業性目的の場合、仕入れなどの投資にお金が回る為、利益の回収の見込みが長期化したり不安定であったりします。その為、回収できない可能性も出てくる訳です。この辺りは、銀行であっても消費者金融であっても経験上そのように理解しています。

故に、一般のカードローンを事業性の目的で利用させない方向にしているのでしょう。その辺を踏まえ、キャッシングの利用目的を考慮して申込みを行って下さい。当然、生活費のためなどの理由ならば基本的に問題はないので、自営業者だから申し込みできないという事はありません。

ただキャッシング会社の判断は様々なため、自営業者と言うだけで敬遠される場合も時にはあります。その場合は素直に別の会社へ申し込みをされた方が良いと思います。また不安や疑問を感じるのなら、一度キャッシング会社へ事前の相談してみる事をお勧めします。

もし本当に事業性の融資を受けたい場合は、低金利で高額を借りられる専用のローン窓口を利用した方が賢明です。ただ事業計画書などを提出する手間や時間も掛かる為、注意が必要となります。

自営業とは?リスクを把握して正しくキャッシングを行う

「自営業者と個人事業主は違うの?」と言った疑問がもしかしたらあるかもしれません。自営業は、意外に広い範囲の業務形態を指すので、混乱されている方もいるのかもしれません。

そこで、自営業についてもう少し深くお話ししていきたいと思います。また、個人事業主の方がキャッシングで被るリスクについてもお話ししていきます。

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個人事業主もカードローンは利用可能!3つのポイントと審査の注意点

法人化の有無!自営業者は大きく2つに分けられる

自営業者は主に2つに分けらます。

  • 法人化していない自営業者
  • 法人化している自営業者

自営業については、法人化の有無が1つの線引きとなります。この線引きは、キャッシングの利用にも影響を与えています。基本的に自営業とは、事業を行っている個人や少数の従業員で行う小規模経営の事を言います。

定義はかなり広義の為、たった一人で行っている自営業から、理論上大規模な経営を行う事もできない訳ではありません。しかし、基本的には個人(少数)で行っている事業と考えて問題ありません。

個人事業主の方やフリーランスの方などは自営業者として活動されていますが、法人化されていない自営業者です。

上記で消費者金融は個人事業主の方の事業性目的のキャッシングを容認していましたが、フリーランスの方も同様に事業性目的の利用が可能となっています。そして銀行のキャッシングについては、法人化の有無に関係なく事業性目的の利用ができない訳です。

この辺りは、実際に活動されている方にとっては当たり前のお話だと思いますが、勘違いしやすいので法人化の線引きについてもう一度確認しておいて下さい。また、個人事業主とフリーランスの違いは、税務署に「開業届」を出しているかの有無です。

どちらも法人化していませんが、個人事業主は税務署へ開業届を提出していて、フリーランスは提出していません。その為、フリーランスの方の方が事業主としての信用は低く見られる傾向にあります。当然、その辺りの判断もキャッシングの審査ではされる訳です。

個人事業主のリスク!キャッシングをする上での自己責任

法人化していない個人事業主やフリーランス、法人化している会社と言った違いはありますが自営業者の方には、一般的な企業で勤務されている社員の方より審査時に若干手続きに違いがあります。

審査については後ほどお話ししますが、法人化していない個人事業主やフリーランスの方達の「リスク」についてお話ししていきたいと思います。

例えば、お店(飲食店や雑貨店など)を経営されている法人化している自営業者の方は、銀行や消費者金融からの融資を受ける事が一般的な審査より厳しくなります。これは、それぞれの規定に載っているので仕方がありません。

しかし、法人化している会社は、日本政策金融公社などを利用すれば、公的融資を「無担保・無保証」で利用する事ができ、さらに会社などが倒産した場合は借入れていたお金は全額免除されるため借金を背負う事はありません。

これは法人会社を起業する方にとって大きなメリットになります。ただ、法人化していない個人事業主やフリーランスの方にはそういった恩恵はありません。個人事業主やフリーランスの方達のような自営業者の方は、全てが自己責任です。

会社に問題が起こって倒産をしたとしても借金を背負う事になるので、何かあった時の事を考えると、個人事業主などの自営業者の方はキャッシングする額を慎重に検討しなくてはいけません。

状況によって収入の変動がある自営業の方、特に個人事業主やフリーランスの方達で銀行のカードローンや消費者金融を検討される場合は注意して下さい。

キャッシング審査に影響はあるの?自営業者が注意するポイント

それでは、実際に自営業者の方がキャッシングに申し込んだ場合、注意するべきポイントである書類審査と在籍確認の2つの審査についてお話ししていきたいと思います。

収入証明が重要!自営業の方が提示するべき書類の確認

一般的なキャッシングの審査で必要な書類は、本人確認書類(免許証やパスポートなど)のみの場合がほとんどです。50万円以上の借入をする場合には収入証明が必要になってきますが、基本は本人確認書類のみとなります。

ただ自営業者の方は収入面に不安があると上記でお話ししましたが、キャッシング会社もこの点を確認したいために借入れる金額に関係なく、自営業者の方は「収入証明書類」を本人確認書類と一緒に提出する事になります。

1.給与明細(直近2カ月分)
2.源泉徴収票
3.所得証明書の写し
4.確定申告書の写し

個人事業主やフリーランスの方達は、源泉徴収票や給与明細の用意が難しいかもしれませんので所得証明書や確定申告書の写しなどを提出して下さい。どれも、最も新しい書類をご用意ください。

また、場合によっては営業状況の確認を行うキャッシング会社もあり、例えばSMBCモビットでは用意された用紙に事業計画や収支計画、資金計画などを記入して提出する事もあります。

①本人確認書類
②収入証明書類
③事業計画書(用紙記入を配慮して事前に検討しておくと良いでしょう)

自営業者の方は、以上3点を用意しておくと申し込みがスムーズに行える訳です。

※書類ではないですが、3年以上の業務実績があると、キャッシング会社の評価は良くなります。

固定電話は住所の根拠になる!営業実態を判断する在籍確認

キャッシングの審査には、書類審査の他にもう1つ審査があります。それが、在籍確認です。キャッシングの在籍確認は、勤務先へ電話をする事で行われています。自営業者の方にも同様の形態で審査が行われます。

ただこの際に、会社に「固定電話が有るのか、無いのか?」が重要になってきます。基本的に、固定電話なら住所の特定が電話帳や公共機関などから確認する事が可能です。故に、固定電話=申告された住所の根拠となりえます。

しかし、固定電話を持っていない場合ですが、申告された住所の根拠が希薄になります。調べにくい訳です。ですから、キャッシング会社によっては固定電話がない場合は即審査落ちか、即落ちなくても厳しい審査になる事は間違いありません。

特にフリーランスの方がスマホなどの携帯のみしか持っていない傾向が多いため、申し込む場合は気を付けて下さい。

※昔より固定電話に関しては費用が掛かりませんので、もし固定電話を持っていない場合は申し込む前に一度固定電話の導入を検討してみて下さい。

自営業者のキャッシング方法!様々な団体から融資は可能

では最後に、自営業者の方は、どこからキャッシングする事ができるのか?についてお話ししていきたいと思います。自営業者の方であれば、銀行のカードローンや消費者金融だけでなく他にも選択肢は沢山あるのです

自営業の資金調達!6つの方法を把握する

自営業者の方の資金集め(キャッシング)は、以下のようなものがあります。

①銀行
②信用金庫
③日本政策金融公庫
④ビジネスローン
⑤クラウドファンディング
⑥ファクタリング

銀行からの融資が、最も有名なキャッシングではないでしょうか?但し、手続きや提出書類(事業計画書)などの手間が多く、また審査も厳しいものになっており時間も掛かります。しかし、融資が受けられれば、金利面や限度額面においては最も有益なキャッシングでもあります。

銀行に比べ、融資のハードルが低いのが信用金庫です。信用金庫は地域密着型の方針を掲げている為、自営業者の方を応援して育てる事を念頭に置いています。

手続きは銀行と同じように、銀行のカードローンや消費者金融と比べると手間がかかるものとなっていますが、コチラも銀行同様魅力的なキャッシングが可能となっています。

日本政策金融公庫は、新創業融資制度により政府が100%出資する政策金融機関です。

自治体が窓口となっていますが、少し仕組みが複雑になっていますが、無担保・無保証で開業前でも申し込めるなど、メリット溢れるキャッシングになっています。

ビジネスローンは、消費者金融などが自営業者の方向けに用意しているローンです。限度額は300万円~500万円ほどで、スピード審査で即日キャッシングも可能です。基本的に、自営業者の方にとって消費者金融は、様々な面で強い味方と言える訳です。

クラウドファンディングやファクタリングは、少し特殊なキャッシング方法です。クラウドファンディングは、インターネットなどを利用した出資者を集めて資金調達する方法です。ビジネスに成功した場合は、出資者にサービスのリターンをしなければいけません。

ファクタリングは、売掛金を売却して資金調達をするという方法です。その為、売掛金が無ければキャッシングすることはできない方法です。ただ、入金のスピードが意外に早いというメリットがあるので、1つの資金調達方法として覚えておいて下さい。

個人事業主やフリーランスなら限度額でキャッシング会社を選ぶ!

上記のように、自営業者には様々なキャッシング方法があります。ただ、個人事業主やフリーランスの方達、そして法人化している自営業者の方で、生活費や趣味、事故や冠婚葬祭などの利用目的で検討されている場合は、消費者金融のキャッシングがお勧めではあります。

銀行のカードローンも良いのですが、自営業者のくくりで見ると制約があったりしますので、昇久y金融の方が無難な気はします。ただ、銀行のカードローンが利用できない訳ではないので金利面を踏まえて銀行へ申し込み(相談)されるのは全く問題ないと思います。

もし自営業者の方で「事業資金を借りたい!」と明確に決まっている場合は、銀行のカードローンや消費者金融ではなく、金利面などを踏まえて手間がかかりますが銀行や日本政策金融公庫へ融資の相談した方が良いと思います。

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