金利の安いキャッシング!10社の金利を比較してお得にキャッシング
「金利が安いトコで借りたい!」「キャッシングをお得に利用したい!」と多くの方が思っています。その為には、金利についてしっかり理解する必要があります。
金利が安いとは、年間金利が低いという意味です。金利が低ければ、返済時の利息が安くなりますが、キャッシング会社の利益が比例して低くなることを意味しています。故に、利益確保の為、多くのキャッシング会社の金利は概ね横並びです。
ですが、消費者金融や銀行の金利を比較すれば、多少の差が実はある訳です。そして、その数%の差が大きな支払い金額の差となったりします。消費者金融や銀行の金利を比較して、金利の安いキャッシング会社について言及していきたいと思います。
金利が安いキャッシングを探す前に、金利について理解する
金利の低い高いこそ、利息に最も影響がでます。だからこそ、低いか高いかが重要なんですが、キャッシング会社によって金利にバラつきがある訳です。
また、キャッシング会社の金利を読み調べてみると、3.0%~18.0%と金利に幅がある事に気付きます。これはどういった事なのでしょうか?
安い金利を探す前に、まずは金利について確認していきましょう。
金利にバラつき?キャッシング会社によって金利に違いがある
消費者金融や銀行でキャッシングできますが、なぜ各会社の金利にバラつきがあるんですか?いろいろありすぎて迷います。
キャッシング会社の金利は確かに統一ではありません。ですが、消費者金融や銀行のキャッシング金利を良くに並べてみると、意外に差は数%しか違わないことが分かります。
※後ほど、消費者金融や銀行の金利を比較した表を掲載していきます。
金利は、キャッシング会社にとって利益を確保するための生命線です。ですから、むやみに低く設定する事はまずありません。
もし、異常に低いキャッシング会社があったとしたら、それは逆にヤミ金や詐欺の危険性をはらんでいるキャッシング会社かもしれません。
だからこそ、一般的な金利の水準を把握しておく事は必須なのです。そして、その中でのバラつきについては、実はキャッシング会社がそれぞれ独自に行っている利益確保の行動なので、そこまで深くとらえる必要はありません。
キャッシング会社の金利にはバラつきがあります。これは、それぞれのキャッシング会社の独自の判断で決めているので、仕様と思って諦めましょう。そして、その中で低いものを見つけ選ぶという事がキャッシングをお得に利用する上で必要だと言える訳です。
金利の上限を把握する!利息制限法で最大18%と決まっている
消費者金融でキャッシングを申込もうと思うんだけど、金利が3.0~18.0%ってなってる。コレってどういうこと?
キャッシングの金利については、利息制限法によって決められています。
<利息制限法1条> ①借りる金額が10万円以下の場合、金利の最大を20%までとします。 ②借りる金額が10万~100万円未満の場合、金利の最大を18%までとします。 ③借りる金額が100万円以上の場合、金利の最大を15%までとします。 |
そして、この金利幅の中であるならば、キャッシング会社の裁量で金利を決定する事が出来るようになっています。つまり、3.0~18.0%というのは、このレンジの中から金利を決めますという事であり、あとはキャッシング会社の裁量によって契約時に明確にされる事となります。
一般的に、30万円や50万円を借りる方の金利は、18%という上限金利になる傾向があるようです。この金利の設定値については、キャッシング会社の決定に従うしかありません。そこは諦めるしかないのでしょう。
消費者金融の金利を比較する!大手キャッシング5社を確認する
それでは、実際の金利について見ていきましょう。大手のキャッシング会社の金利を比較して、安いものがどれなのか見比べていきます。
さらに、消費者金融には無利息サービスという、金利自体が0円になるサービスがあったりします。金利の比較と無利息サービスについてお話ししていきたいと思います。
ほぼ18%!消費者金融の金利は安いとは言えない
下記は、大手キャッシング5社の金利の比較になります。
会社名 | 金利 |
---|---|
アコム | 3.0~18% |
アイフル | 3.0~18% |
レイクALSA | 4.5~18% |
プロミス | 4.5~17.8% |
SMBCモビット | 3.0~18% |
基本的に金利幅はありますが、上限18%で横並びになっています。唯一、プロミスが17.8%となり、0.2%低い金利となっています。また借入額が100万円を超えた場合、利息制限法によりどのキャッシング会社も上限15%に変化します。
例えば、プロミス(金利17.8%)で40万円を3年(36回)で完済した場合、総支払額で38万7289円支払う事になります。この時の毎月の返済額は、11000円(最低返済額)となります。
アコムやアイフル(金利18%)で30万円を3年(36回)で完済した場合、総支払額は38万8481円支払う事になります。この時の毎月の返済額も、11000円となります。
※返済額については最低返済額を上回る金額を返済しても問題ありません。
たったというと語弊があるかもしれませんが、0.2%の差なら約1200円の差でプロミスの方が安い金利なので得をするという結果になります。
金額を見れば一目瞭然ですが、一般的に消費者金融の金利に関しては安い高いを比較しても、あまり差を体感できないかもしれません。しかし、3年より長期になれば差も広がりますので0.2%でもとにかく安い方を良い場合は、プロミスを検討するのもありだと思います。
金利が0%!消費者金融の無利息サービスでお得にキャッシング
ただ、消費者金融には無利息期間という金利が0円になるサービスがあったりします。
アコム | 契約日の翌日から30日間無利息 |
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アイフル | 契約日の翌日から30日間無利息 |
レイクALSA | ①5万円までなら180日間利息0円 ②契約日の翌日から30日間無利息 ※どちらかを選択 |
プロミス | 初回ご出金の翌日から30日間無利息 |
SMBCモビット | 無し |
例えばレイクALSAでは少額(5万円以下)の借入ならば、金利が0%となり利息を支払う事無くキャッシングをする事ができます。
こうなると、ただ金利が低いというだけで選ぶより金利やサービスなど総合的に見ていく事の方が大切だとわかると思います。また、SMBCモビットなどは無利息期間がありませんので、この点にも注意が必要になっていきます。
安いと言われる銀行金利!5社を比較して違いを把握する
次に、銀行キャッシングの大手5社を比較していきます。「消費者金融の金利よりも低金利」と言われる銀行キャッシングの金利について比較していきます。
また実際の金額を例にして、消費者金融と銀行でのキャッシングの金額さというものも確認していきたいと思います。
銀行の金利の比較!消費者金融より安い銀行キャッシング
下記が、大手銀行5社の金利となります。
会社名 | 金利 |
---|---|
三菱UFJ銀行(バンクイック) | 1.8~14.6% |
三井住友銀行 | 4.0~14.5% |
みずほ銀行 | 2.0~14% |
楽天銀行 | 1.9~14.5% |
イオン銀行 | 3.8~13.8% |
全体的に、金利の上限が14~15%程度になっています。消費者金融の金利の比較では、軒並み18%だったので銀行の金利の方が低いという事が分かると思います。
実例で確認!50万円を4年で返済したとき約4万円の差がつく
消費者金融と銀行系の金利を比較すると、3~4%の違い見られます。この違いが、支払う利息にどのような影響を与えるのか確認していきましょう。
アイフル(18%)50万円を4年借りて毎月15000円返すと、総支払額は69万7928円となります。三菱UFJ銀行カードローン(14.6%)で50万円を4年で完済すると、最低返済額は約14000円となり総支払額は、65万9438円となります。
この時の差は3万8490円と意外に大きな差額となり、消費者金融の金利差0.2%を圧倒的に上回る差が生まれる結果となる訳です。
このような結果だけを見ると、銀行キャッシングの方が金利は安いと言えます。しかし、先ほどの消費者金融の無利息サービスも含めて考えると、また違った結果になると思います。
その辺りについては、実際に申込む段階で上記の金利比較表や無利息サービスの比較表などを参考に検討してみて下さい。
安いとは言えない!遅延損害金というキャッシングの罰則金利
最後になりますが、キャッシングの金利にはもう1つ実は知っておくべきものがあります。それが、遅延損害金金利です。返済が遅れると遅延損害金という罰金を支払わなくてはいけませんが、それを支払うにあたっての計算で遅延損害金金利が掛かってくる事になります。
それでは、キャッシングのもう1つの金利である遅延損害金金利についてお話ししていきます。
罰金の金利!遅延損害金の金利は基本的に20%になる
返済を滞納した時の罰金である遅延損害金は、利息制限法により利用時の金利の1.46倍と定められています。しかし、遅延損害金は契約をすれば何%でも設定してもよいというものではなく、利息制限法7条で定められた制限利率(利率年20%)というものがあります。
これにより、基本的に遅延損害金の金利は20%となる訳です。
遅延損害金の金利を比較!通常の金利を超える罰則金利の恐怖
下記は、消費者金融と銀行キャッシングの、遅延損害金金利の比較となります。
キャッシング会社 | 遅延損害金の金利 |
---|---|
アコム | 20% |
アイフル | 20% |
レイクALSA | 20% |
プロミス | 20% |
SMBCモビット | 20% |
三菱UFJ銀行(バンクイック) | 1.8~14.6%(利用金利と同一) |
三井住友銀行カードローン | 19.94% |
みずほ銀行カードローン | 19.9% |
楽天銀行スーパーローン | 19.9% |
イオン銀行カードローン | 14.5% |
三菱UFJ銀行とイオン銀行カードローンの遅延損害金は、他のキャッシング会社の金利より低い(安い)設定になっているようです。
滞納する事は避けられるのなら避けるべき事なのですが、利用していれば返済を遅延してしまう事もあると思います。実際、数日の滞納などはキャッシングにおいて多いトラブルです。
数%が、大きな差となる事は理解できていると思いますので、申込みや利用時には遅延損害金の金利についても頭の片隅においておき、滞納した時に遅延損害金の高さに驚くといった事が無いように気を付けておいて下さい。