キャッシング審査を徹底攻略!誰でもカンタン借入方法

未成年や社会人のキャッシング事情!年齢に伴う責任やデメリット

未成年や社会人にも、キャッシングしたい時はあります。しかし、「未成年にお金を貸してくれるでしょうか?」「今は未成年だけど、既に社会人として収入もあるのでキャッシングは大丈夫でしょ!」など、未成年であったり社会人であるからこその疑問というものがあるみたいです。

キャッシング審査には、ちゃんと年齢や収入を判断する基準があります。故に、上記の問いに答える事は簡単です。では、未成年や未成年だけど社会人の方のキャッシングについて、注意点や対処法などを踏まえお話ししていきたいと思います。

まずは未成年の定義を知る!キャッシング審査の年齢の基準

未成年とは、民法上で定められている20歳未満の方を指します。20歳未満なので、19歳以下の方を「未成年」という訳です。

これは明治以来、全く変わらず来ています。では、未成年でもキャッシングできるのか?その問いにお答えしていきます。

未成年でも大丈夫?キャッシングにおける「年齢」の取り扱い

Q:未成年でも借りられるの?
A:残念ですが、キャッシングサービスは受けられません。

キャッシング会社は、未成年にサービスの提供をしません。

※未成年でも条件次第でキャッシングを受けられるので、後ほどお話ししていきます。

これは、銀行のカードローン、消費者金融など全ての金融サービスに言える事です。「クレジットカードがあるじゃないか!」と思われる方もいるかもしれませんが、クレジットカードも「親の同意」が無ければ、未成年だけで審査が通る事はありません。

このようにキャッシング会社にとって未成年は、サービスを提供しない対象となっている訳です。

18歳で成人!民法の改正で未成年の定義が変化する

ここで少し先の事になりますが、現在は民法4条で「年齢20歳をもって、成人とする」とされています。しかし平成30年6月、民法における成人を「20歳から18歳に引き下げる」ことに、一部を改正する法律が成立しました。

これは民法が制定された明治29年(1896年)以来、初となる改正です。この改正により、今まで20歳までは親の同意が必要だった契約も18歳で本人のみの同意で良くなったり、ローンを組んで自動車を購入する事も出来るようになります。

注意点としては、酒、たばこ、ギャンブルなどの制限は下がらず20歳からなので気を付けなくてはいけない事と、女性の結婚可能年齢が16歳から18歳へと引き上げられている点などです。このように、未成年と成人の年齢が改正される事で様々な変化が起こることになります。

つまり今後のキャッシング審査の年齢においても、この改正は影響を与えるだろうという事です。

現状は、未成年の方はキャッシングサービスを利用できません。しかし、未来では分からない訳です。この改正は、2022年4月1日の時点で施行されます。どのように変わるかは、その都度確認していかなくてはいけないので気をつけて下さい。

未成年でも社会人!安定収入だけではキャッシングできない理由

「未成年ですが社会人なので、キャッシングを始めたい」と思う方もいると思いますが、安定的な収入さえあれば、キャッシングできるという訳ではありません。

収入も信用性も問題ない!未成年で社会人の基本的なスペック

そもそもキャッシングの審査を通過する為には、安定的な収入が不可欠です。故に、社会人になった方には「給料」と言う収入があるので問題ないような気がします。

また、社会人になれば、否が応でも社会的責任を実感したり負う場面が出てくると思います。こういった背景から、例え高校を卒業してスグ社会人になった未成年の方でもキャッシングなんてできて当然、と言った思っても仕方がないでしょう。

例えば、下記を見て下さい。

◆①安定的な収入がある
◆②18歳19歳の社会人は大勢いる
◆③スーパーホワイトである

未成年だけど社会人であるという方は、当然ですが給料を毎月貰うので「安定的な収入」があることになります。これはキャッシングの審査でチェックされる項目なので、とても重要です。

また、未成年であり社会であると言った方は、少数派でもなく一般的です。故に、特殊な状況という訳ではないので、こういった層にキャッシング会社が配慮してサービス提供をしていてもおかしくはありません。むしろ、フォローするべきポイントでもあります。

そして、18歳や19歳の未成年である社会人の方は、基本的にスーパーホワイトでもあります。

<スーパーホワイトとは>
個人の債務履歴や債務状況をまとめて管理している、信用情報機関に全く情報がない方の事をスーパーホワイトと言います。

そもそも金融商品(クレジットカードや高額商品の割賦支払い)などを購入された事がない方は、当然ですが債務の情報がある筈がありません。ですから、学生から社会人になったばかりの方は基本的にスーパーホワイトであり、この状態はキャッシング会社にとって好印象でもあります。

金融商品の返済については実績がないので信用性に少し欠けますが、未成年の方にとっては一般的な状態なので「信用性」については基本問題にならないと言える訳です。

※学生や未成年の社会人がスーパーホワイト好印象を持たれますが、一般的な社会人ですとクレジットカードや割賦支払いをしない方が珍しく信用情報機関に債務の記録がない方が逆に不審がられたりするので注意が必要です。

このように、未成年でありながら社会人になった方は収入や信用性にあまり問題点は見られません。

ですが残念ながら未成年の社会人の方は、やはり「年齢」と言う1点においてキャッシングサービスを利用する事ができないのです。

未成年の壁!18歳、19歳の社会人ではキャッシング不可能

Q:未成年でも社会人なら、キャッシングを利用できると思うのですが?
A:年齢の壁は絶対です。社会人であっても、利用する事は残念ながらできません。

社会人であっても、未成年は未成年だという事です。つまるところ、未成年の社会人の方は例え安定的な収入があっても、上記で述べたようにキャッシング会社にとって問題が無くても、「年齢」でアウトになるという事です。

確かに、社会で責任をもって働いている未成年の方にとっては、納得しにくいお話しなのかもしれません。しかし未成年である限り、銀行や消費者金融などからキャッシングを利用する事は不可能であると覚えておいて下さい。

ではどうすれば良いのか?と言うと、基本的には成人まで待つしかない訳です。

※いくつか対処法はありますが、それについては後ほどお話ししていきたいと思います。

キャッシング会社の本音を探る!商品概要と民法的リスクの把握

貸金業界にとって、未成年の取り扱いはとても慎重です。なぜなら、未成年は本人がいくら望んでも「責任」を法的に取れないからです。また、経験の少なさから滞納トラブルなどの過ちを犯してしまう事もあります。

それでは、実際にキャッシング会社が、年齢をどのように概要化しているのか見ていきたいと思います。

7社の比較!キャッシングにおける未成年の立ち位置

キャッシング会社は、銀行系のカードローンや消費者金融など含め多数存在しています。その中から7社ピックアップして、商品概要として年齢(未成年)をどのように扱っているのか確認していきましょう。

会社名 貸し付け対象者
アコム 満20歳以上69歳まで
アイフル 満20歳以上69歳まで
プロミス 満20歳以上69歳まで
SMBCモビット 満20歳以上69歳まで
レイクALSA 満20歳以上70歳以下
三菱UFJカードローン 満20歳以上65歳未満
三井住友カードローン 満20歳以上69歳以下

実際の商品概要には、上記のような形で貸し付けの対象者は基本的に20歳以上の成人からしか利用できない事が明確に記載されています。

これにより、未成年であれば学生であっても社会人であっても貸し付けの対象ではなく、逆に未成年でなければ学生であって社会人であっても貸し付けの対象であると分かります。

では一体なぜ、未成年はダメなのでしょうか?また、未成年であっても収入がある社会人になぜキャッシングできないのでしょうか?その理由は民法上の責任の所在にあります。

契約に効力がない!未成年とキャッシングするリスク

未成年は社会人であっても、実は契約に特例が設けられています。それは民法第五条第一項に書かれているのですが、「未成年の法律行為は、親権者(法定代理人)の同意が必要」であり、それに反する法律行為をした場合、「いつでも取り消しが出来る」と決まっているのです。

  • 未成年は、契約行為に親権者の同意が必要
  • 親権者の同意がない契約は、「いつでも」無効にする事ができる

つまり社会的に未成年は、本人のみでの契約に「信用性」がない状態なのです。

こうなると、困るのはキャッシング会社です。いくら本人が「ちゃんと収入があるので返済します」と言っても、いざ滞納してトラブルが大きくなると「契約の無効」を叫ばれたら目も当てられません。しかも、それを法律が認めている訳ですからたまったモノではないでしょう。

そして、このようなトラブルは実際にあった出来事なのです。故に、そういったリスクを背負ってまで未成年、もしくは未成年の社会人に対して取引をするのはメリットがないと判断しても仕方がないと思います。

民法上の保護がある為、今ではキャッシング会社のほとんどが未成年に対してサービスの提供を行っていないという訳です。

未成年が行う注意と対処法!危険を回避してキャッシングする

さて未成年であると、キャッシングができない事が分かったと思います。社会人の方は、「収入がある社会人なのに・・・」とショックを受ける方もいるかもしれませんが、こればかりは仕方がないとしか言えません。

ただキャシングできないからと言って手を出してはいけないのが、闇金とクレジットカードの現金化です。では最後に、キャッシングの注意点とどうしてもキャッシングがしたいという未成年の方の対処法についてお話ししていきたいと思います。

注意する!闇金とクレジットカードの現金化は行ってはいけない

◆1.闇金業者に注意する
◆2.クレジットカードの現金化の違法性

闇金業者は、高金利を掛けて暴利を奪ったり、多額の手数料などを取る犯罪集団です。この闇金業者が怖いところは、法律を最初から守る気がない点です。つまり契約を解除すると言っても、闇金業者にとっては痛くも痒くもない行為になる訳です。

当然表立っては大人しくなりますが、見えない部分で精神的にも肉体的にも追い詰める取り立ては続きます。実際、闇金業者の取り立てで入院された方もいます。例えば、消費者金融の金利は銀行に比べて高金利と言われていますが、借りた額にもよりますが年利18%ほどです。

しかし闇金業者は、年利で730%と言った暴利だったりします。18%と730%です。性質上、闇金業者に1年も借り続けると言った行為はできないと思いますが、コレだけでも常識では考えられない事だと言えます。

またクレジットカードの現金化ですが、これはショッピング枠を用途以外で悪用していると捉えられ、信販会社から詐欺罪で訴えられる可能性があります。軽い気持ちやお金がとにかく欲しいと言った欲求で、闇金やクレジットカードの現金化に手を出す事は絶対にしないで下さい。

未成年の社会人がキャッシング!4つの対方法を把握する

もしそれでも、キャッシングがどうしても必要だと言う方の為に4つの対処法をお話しします。

①質屋
②クレジットカードのキャッシング枠を利用する
③JA・労金のカードローンを利用する
④結婚する

質屋は、いらいない物や所持品などを鑑定の結果、現金と交換してくれるサービスです。当然、手元に交換する物が無くてはいけませんし、思ったほどの現金を受け取れないかもしれません。しかし、どうしても「お金」が欲しい場合には1つの案として検討してみて下さい。

クレジットカードには、キャッシング枠があります。コチラを利用すれば、キャッシングは可能となります。但し、未成年者なので「親の同意書」が必要になってきます。同じように、ろうきん(労働金庫)や
JA(農業協同組合)のローンも親の同意が必要ですが、未成年者でも利用する事が可能です。

ろうきんのローンサービスは、満18歳以上満65歳未満(未成年の方は、法定代理人の同意が必要)で、年収が150万円以上ある方、そして勤務先に1年以上勤務しているなどの条件がありますが、未成年者の社会人でも利用する事が可能です。

最後は制度上のお話しですが、未成年者でも結婚すると民法上では「みなし成人」として扱われます。ですから、未成年でも未成年の社会人であっても、審査を受ける事が可能であり、受かればキャッシングの利用が可能となります。

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