atmを有効活用!カードローンを賢く返済するコツ
カードローンを賢く利用する方法を知っていますか?
カードローンを活用するためには、いくつかのコツがあります。そのコツを知っておけば、利息を節約することもできるし、手間が掛からずに返済をすることができます。
コンビニなどのatmは、預金をおろしたり、預け入れをしたりするだけではありません。金融機関と提携していれば、借りたお金を返済することもできますので、利用者にとって、とても便利な時代になっています。
ここでは、カードローンを賢く利用する方法をまとめましたので、是非、参考にしてください。
なるべく金利が低いところから融資してもらう
カードローンを利用すると、借りたお金に「利息」というものがプラスされます。
ですから、仮に10万円を借りたとすると、「10万円+利息」を返済しなければなりません。
ここでは、銀行系のカードローンと消費者金融系のカードローンの金利はどれくらいなのかをみていきましょう。
【銀行系カードローン】
適用利率(年利) | |
---|---|
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 1.8%~14.6% |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% |
オリックス銀行カードローン | 1.7%~17.8% |
【消費者金融系カードローン】
ブランド名 | 適用利率(年利) |
---|---|
アコム | 3.0%~18.0% |
アイフル | 3.0%~18.0% |
プロミス | 4.5%~17.8% |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% |
レイクALSA | 4.5%~18.0% |
表を見ていただくとわかるように、銀行系と消費者金融系の2つのカードローンを比較した場合、銀行系カードローンの方が金利は低くなっています。
銀行系カードローンは審査時間が長い
「銀行系カードローンの方が、金利が低くて借りやすい!!」と簡単に思ってはいけません。
実は、銀行系カードローンで即日融資してもらえることはできないのです。
すぐにお金が必要な方には不向きといえるでしょう。
即日審査・即日融資ができない理由には、簡単に貸し付けてしまったために、返済能力を超えたお金を借りた人が、返済ができなくなってしまっているからです。
「銀行だから安心だ」という考えも借入を加速させてしまった理由のひとつでしょう。
そのため、銀行は、申し込み者の年齢や年収、家族構成やローンの有無などを詳しく調べなければならなくなりました。
そういった調査に多大な時間が掛かるため、即日審査、即日融資は不可能になったのです。
時間的に余裕のある方であれば、金利の低い銀行系カードローンを選択肢に入れてみましょう。
カードローンの返済方法
カードローンの返済方法も、少し手間を掛けるだけで手元のお金を節約することができます。
まずは、どのような返済方法があるかをみていきましょう。
・提携先atmからの返済
・自動引き落とし
・銀行振り込み
提携先atmからの返済が便利
多くの金融機関では、自社のatmの他に、コンビニや大手スーパーなどに提携先のatmを持っています。
atmまで行く手間は掛かりますが、利用時間やatmの数にも幅がありますので、仕事帰りやお昼休みにちょっと立ち寄ることができます。
利用履歴が通帳に残らないのもメリットのひとつといえるでしょう。
主な金融機関のatm手数料を表を使ってみていきましょう。
自社atm | 提携atm | |
---|---|---|
アコム | 無料 | 108円~216円 |
アイフル | 無料 | 108円~216円 |
プロミス | 無料※1 | 108円~216円 |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 無料 | 無料※2 |
※1プロミスatm・三井住友銀行atm
※2セブン銀行atm・ローソンatm・Enetのみ
・利用可能な時間が長い
・atmの数が多い
・買い物ついでに立ち寄れる
・利用明細が通帳に残らない
・手数料が掛かるところがある
・返済日を忘れる可能性がある
・行く手間がある
メリットとデメリットはありますが、総合的にみれば、atmからの返済にはメリットの方が多いでしょう。
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いつでもどこでも返済可能なWEB返済
レイクALSAやみずほ銀行カードローンでは、パソコンやスマホから返済することができます。インターネットバンキングの手続きが必要ですが、いつでもどこでも返済が可能で、非常に便利なサービスです。
忙しくてatmに行く暇がない方は、WEB返済が向いているでしょう。ただし、記帳をすれば利用履歴は残ってしまいますので、覚えておきましょう。
自動引き落としは残高と利用履歴に注意
口座からの自動引き落としは、返済日を忘れてしまうことがありません。わざわざ出掛けなくても勝手に引き落としてくれるので、手間も掛かりません。
大きなデメリットは、口座に残高がないと引き落とされませんし、余裕を持った金額を口座に入れておく必要があります。
また、通帳を記帳すれば取引履歴はすぐに分かってしまいます。
銀行振り込みはあまりメリットがない
近くに銀行があれば、銀行振り込みも可能です。ただし、行く手間もありますし、銀行によって異なりますが、振込手数料が掛かります。記帳した際にも履歴が残ってしまいます。
また、銀行の営業時間はとても短いため、会社帰りに行くことは難しいでしょう。
一括返済のメリットとデメリットを知ろう
賢くカードローンを利用するには、一括返済という選択肢も知っておきましょう。
始めにも解説した通り、お金を借りるときには金利という利息がプラスされてきます。利息が多くなればなるほど、支払わなければならない金額は増えてしまいます。
利息の計算方法
利息は次のように計算されます。返済までの利用日数が長くなれば、利息も増えていってしまいます。
返済できるのに、返済をしぶってしまうと無駄に利息を払うことになります。
年利18.0%で10万円を30日間借りた場合は1,479円の利息が掛かり、利用日数が40日になっただけで1,972円になってしまいます。
なるべく早めの返済が利息を節約する方法であり、手数料も節約できる方法です。
返済日に頭を悩ませる必要もなくなるため、精神的にも最大のメリットとなるでしょう。
一括返済のデメリット
一括返済も良いことだけではありません。
冠婚葬祭などの急な出費に対応できる余力がないうちに一括返済をしてしまえば、生活に大きな影響が出ることは間違いないですし、またカードローンを利用するということになりかねません。
自分の収入と支出を把握し、急な出費があっても余裕が持てるようにしましょう。
無利息期間サービスを利用して、利息を節約しよう
大手消費者金融では、多くのところで「無利息期間サービス」を行っています。
無利息で借入をするにはいくつかの条件がありますが、利用できるなら利用した方が得でしょう。
次の表に大手消費者金融の無利息期間サービスをブランドごとにまとめましたので、条件や期間をみていきましょう。
ブランド名 | 無利息サービスの有無 | 内容・条件 |
---|---|---|
アコム | ○ | はじめての利用で最大30日間無利息 |
アイフル | ○ | はじめての利用で最大30日間無利息 |
プロミス | ○ | はじめての利用 メアド登録・WEB明細利用で最大30日間無利息 |
SMBCモビット | × | - |
レイクALSA | ○ | はじめての利用 ・5万円まで180日間無利息 ・30日間無利息 |
銀行系カードローンの金利は、消費者金融系カードローンと比べて低いですが、大手消費者金融では、このようなサービスを提供しています。
カードローンを賢く利用するにはatm手数料と利息を削り出す
ここまで、カードローンを上手に利用する方法を解説してきました。
カードローンを利用したいけれど、少しでもお金を節約する方法をまとめると、
・手数料がなるべく掛からない返済方法を選ぶ
・なるべくなら、利用履歴がわからないatmを利用する
・無利息期間サービスを利用する
条件があてはまる限り、無利息期間サービスを利用して手数料のかからないatmから早めの返済をすることが、カードローンを上手く使う方法です。