キャッシング審査を徹底攻略!誰でもカンタン借入方法

キャッシングの完済後には2つの選択!解約と継続が審査に与える影響

キャッシングの完済後、何かする事はあるのでしょうか?短期間でも長期間でもキャッシングをされた方にとって、毎月の返済が終了した事に安堵している状況だと思います。

しかし、キャッシングには完済後、2つの選択をしなくてはいけないのです。1つは、契約自体を解消してしまう「解約」をするのかどうかを選ばなくてはいけません。

もう1つは契約を解消する事なく一旦利用を休眠させておいて、いつでも使える状態にしておく「継続」をしていくのかどうかを選ばなくてはいけません。

この2つのどちらかを選ぶ事で、様々な影響が出てきます。キャッシングの完済後について、注意点を踏まえお話ししていきたいと思います。

2つの選択!キャッシングの完済後の影響を把握する

キャッシングは完済後も、それですべてが終わるという訳ではありません。キャッシング自体を今後するつもりが無いのか?それとも、いざという時の為に保険として契約は続けるつもりなのか?2つの選択に迫られます。

この解約と継続まで完了して、一段落するという訳です。では、実際の完済後の手続きについてはどうすれば良いのでしょうか?

完済後の、解約と継続の手続きの流れについてまずはお話ししていきたいと思います。

解約を選ぶ!もうキャッシングが必要ない方の完済後4ステップ

キャッシングをもう利用しないと考えているなら、キャッシングの「解約」しなくてはいけません。手続きはとても簡単で、下記のよう流れで行います。

◆①完済している状態にする

◆②電話で解約をしたい事を伝える(ネットや郵送で完了する場合もある)

◆③専用のローンカードと本人確認書類の提出する

◆④解約の連絡を貰ったら完了

まずは、キャッシングを完済している状態しなくてはいけません。借入れの残高がある状態では、契約を解消する事はできません。キャッシング会社からの借入が一切ない状態を作ります。

次は、キャッシング会社に契約を解除する旨を伝えます。その際「今後の事を考えて、保留しておく事も出来ます」などの提案をされると思いますが、それを断れば晴れて解約の手続きに移行していく訳です。

※キャシング会社によっては、WEB上での解約、書類を郵送したりする解約方法があります。

あとは、専用のローンカードと本人確認書類(免許証のコピー)などの提出を求められる場合があるので、指示に従って下さい。それが完了したら、あとはキャッシング会社からの解約の連絡を待つだけです。

提出する書類がある場合は、郵送で提出するか店舗に行って提出するかで「解約完了」の連絡を貰うまでに若干の誤差が出ることになりますが、手続きは至って簡単になっています。

継続を選ぶ!完済後は2ステップで放置しておけばよい

「いざという時のために、キャッシングは一旦利用しないで保留にしておこう」と考えている場合の手続きですが、基本的に何もする必要はありません。

◆①完済している状態にする

◆②利用したい時は、手元にある専用のローンカードで借入れを行う
※時間経過が数年単位の場合は、借入の前にキャッシング会社に一度確認して下さい

完済している状態にするのは同じです。

完済している状態なら、保留している間も手数料や利息などが発生しないので、持ち続けてもデメリットにはなりません。

※厳密には、1000円以下の状態なら手数料や利息が発生しない「無利息残高」状態なら保留に適した状態だと言えます。

手数料や利息が掛からない状態なら、あとは放置しておいても全く問題がありません。キャッシングの完済後は、解約でも継続でも簡単な手続きですが、継続の場合はその手間がほぼない訳です。

ただ、一旦利用しなくなってから再度利用するまでに年単位(一年以上)の時間経過がある場合は、一度キャッシング会社に連絡をしてみると良いと思います。長い時間経過の中で、サービスの変化や制度の変化などがあるかもしれないからです。

その場合は、再度「本人確認書類」などが必要になるかもしれませんが、その際は担当者の指示に従って頂ければ問題ありません。

解約を選択!完済後の行動やメリットとデメリットを理解する

では次は、実際に解約した後の事についてお話ししていきたいと思います。解約後、人によっては返済が完了した証明書などを必要とする事があります。

他にも、解約した場合どんなメリットがあってどんなデメリットがあるのか気になる方もいるようです。そういった解約後の疑問にお答えしていきます。

完済証明書の申請を忘れない!住宅ローンなどに必須の書類

Q:キャッシングを完済した証明書は貰えますか?
A:キャッシング会社へご連絡いただければ、貰う事が可能です。

住宅ローンなどの高額な金融ローンを組む場合、キャッシングをしていた過去があると「完済証明書」の提出を求められることがあります。

そういったケースを想定して、事前に解約後に完済証明書を受け取る申請を行っておくと良いと思います。必要が無い場合は、その旨をキャッシング会社に話しておくと手間がかからなくてよいと思います。

またキャッシングの完済後には、過払い請求などが出来る事もあります。

実際に、請求できるかどうかについては専門的な計算をする必要がある為、債務整理を考慮している場合は専門家にご相談して下さい。

【関連記事】

債務整理?キャッシングの返済で困った時の4つの救済処置の徹底解説

Q:解約後、もう一度キャッシングを利用したい場合はどうすればいい?
A:再度、申込みから始めて下さい。

一度解約してしまうと、契約が終了しているのでキャッシングできない状態です。故に、キャッシングをする場合は、再度新規の申込みをしなくてはいけません。ですから、解約については慎重に検討して行わなくてはいけない訳なのです。

キャッシングを使うか使わないかを考え「使わない」と決意する

では、解約のメリットとデメリットについてまとめてみたので確認していきましょう。

<メリット>
1.他の金融商品の審査に通りやすくなる
2.他の金融商品の限度額が高く設定できる
3.つい借りてしまうという事が無くなる

キャシングを利用している時に、金融商品(クレジットカードや他社のカードローンなど)の審査には通りにくいのですが、キャッシングを利用していなければ通りやすくなります。これは、多重債務になるかならないのかが影響しています。

キャッシング会社は、複数の会社から借入がある多重債務の状態を嫌います。当然、支払う金額が多くなれば返済に支障が出る可能性は高くなります。ですから、キャッシングしていない(解約している)状態はキャッシング会社にとって望ましい訳です。

キャッシングを利用していると、他の金融商品との兼ね合いで利用できるキャッシングの限度額が制限される可能性があります。キャッシングの限度額は、総量規制によって年収の3分の1までと決められている為、他社からの借入がある場合はその影響を受けることになります。

故にキャッシングしていない状態なら、その時点で最大(年収の3分の1まで)の借入が可能となります。高額商品のローンを組む際は、極力他社からの借入が無い状態にしておく事が好ましいと言えます。

またキャッシングは便利な反面、つい使い過ぎてしまうという傾向が多々見られます。キャッシングは借金なのですが、なぜか「自由にできるお金=自分のお金」という錯覚を起こしやすいようです。その為、解約してしまえば「つい」使ってしまうという事態は避けることができる訳です。

<デメリット>
1.再利用の際は、再度審査を受けなくてはいけない
2.緊急時にお金の用意に手間がかかる

解約した時の最大のデメリットは、キャッシングを再度したい場合は再審査を受ける必要がある事でしょう。

契約を一度解消してしまえば、申し込みを一からしなければならない為、その観点から解消を止めて継続を選ぶ方は多くいらっしゃいます。ですから、その点については慎重にご判断下さい。

また、突発的な事故や入院、転職や減給などの緊急時にキャッシングが利用できる状態ならお金の用意は簡単だと思います。しかし、キャッシングを解約しているとまとまったお金を用意するのに苦労がある訳です。

つまるところ、キャッシングの解約は「今後使わない」という決意をしておいた方が、精神的に健全であると言えるのです。

キャッシングの完済後、継続した場合を把握しておく!

では完済後、キャッシングを継続した場合はどうなるでしょうか?保留していて、いざ使おうとしたときはどうすれば良いのか?また、継続した時のメリットやデメリットはどうなのかなどについて、お話ししていきたいと思います。

手続きは不要!利用したい時利用できる継続の魅力を知る

完済後、継続したい場合は手続きが不要となっています。そのまま放置でも問題はありません。ですが、そうは言っても実際下記のような疑問は生まれると思います。

Q:2年くらい使わない状態なんだけど、手持ちのカードで大丈夫なの?
A:キャッシング会社に、一度確認の連絡をされた方が良いと思います。

キャッシングの利用には、お手元の専用のローンカードで問題ないと思います。但し、最後に利用してから2、3年経過しているとなれば流石にキャッシング会社にご連絡した方が良いと思います。

キャッシング業界は、金融庁の行政処分などで制度が頻繁に変わる事があります。最近では、銀行のカードローンが即日融資サービスを停止しましたが、アレも金融庁の指摘から銀行側が対応した結果です。

故に、数年のスパンがあると制度が変わっている場合があり、その影響が何かしらあるかもしれないので確認のためにキャッシング会社に連絡すると良い訳です。

またサービスなの変更があり、専用のローンカードがICチップ内蔵といった変化をしていれば、当然ですが以前の専用のローンカードは使用できません。そういった、様々な変可能性があるので数年以上の保留機関がある場合は、一度キャッシング会社に連絡してみた方が良いと思います。

キャッシングの完済後、解約しないと借りていると判断される!

キャッシングの完済後、継続した場合のメリットとデメリットについてお話ししていきたいと思います。

<メリット>
①手数料や金利が発生しない
②使いたい時にキャッシングできる

キャッシングの完済後、継続を選ぶ方の多くは「手数料」や「金利」が発生しない事を理由に挙げています。実際、完済しているだけの状態なら手数料や金利が発生しない為、維持費は掛からない訳です。

また利用したい時は、解約した場合のように新たに審査を受ける必要もなく持っている専用のローンカードを使えば簡単にキャッシングで借入れができるのです。故に、保留にしておいた方が何かと便利ではあると言えます。

しかし、メリットだけとは言えない訳です。

<デメリット>
①ついつい使ってしまう
②他の金融商品・ローンの審査に通りにくい
③金融ローンや増額の審査は通りにくい

使える分だけ使ってしまう。そういった堪え性のない方にとって「キャッシングがいつでもできる状態」はあまり良くないのかもしれません。堪え性があったとしても、キャッシングできるので「お金に余裕がある」と錯覚して、いつもより財布が緩むと言った危険性があります。

こういった精神的な部分で、継続した場合はデメリットが見られます。キャッシングはあくまでも本質的には借金です。その事を踏まえて、慎重にそして計画的に利用するべきサービスなのです。

ただ、それさえ守ればキャッシングは生活から高額な嗜好品まで金銭面で大きなサポートをしてくれる頼れるサービスだと言える訳です。

キャッシングを継続する上での最大のデメリットは、金融商品の審査にかなり大きな悪影響を与えるという点です。消費者金融や銀行のカードローンを利用している状態で、自動車ローンやスマホの割賦支払いの審査を受けると場合によっては通らない事があります。

これは、現在行っているキャッシングの影響で多重債務になる事を小売店などが嫌うからです。また、場合によってはグレードを下げられたり借りられる限度額に制限が掛かるなど、審査は通るけど望んだ金額を借りられないと言ったケースも見られます。

なぜこのような事になるのかというと、金融商品を扱う側にとって解約していない状態と言うのは「いつでも借りられる訳なので」使ってはいないが借りている状態だと判断される訳なのです。

また増額などの審査も、使っていなくても利用できる状態なら総量規制的に影響が出て審査に通らない可能性が出てきます。

完済後、解約を保留してもメリットだけではありません。デメリットも踏まえ、解約や継続の検討をして下さい。

2つの疑問に答えます!解約と継続を選んだ場合の影響を知る

一度解約してしまっても同じキャッシング会社に申し込む事は全く問題ありませんが、審査が甘くなるという事はあるのでしょうか?

また完済後、キャッシングを一切行っていないけれど契約が継続している状態で住宅ローンなどの高額な融資は受けられるのでしょうか?

そういった「影響」について、もう少し踏み込んでお話ししていきたいと思います。

審査は甘くない!再度の申し込みも新規同様にチェックされる

Q:解約している状態、再度同じキャッシング会社に申込んだら審査は甘くなりますか?
A:残念ですが、なりません。

例え、利用していたキャッシング会社であっても審査が甘くなるという事はありません。遅延も延滞も一度もなかったとしても、審査が甘くなるという事はありません。

※遅延や延滞がない事はキャッシング会社的に高評価なので審査に通りやすくはなりますが、それは普通の審査基準に照らし合わせた結果です。

その時の年収で限度額が決まりますし、他社からの借入があれば審査は逆に厳しくなります。キャッシングを解約するという事は、そういった状態になるという事なのです。

5年は保管されている!キャッシングの完済後も債務情報は残る

Q:3年前に完済したけど、住宅ローンは大丈夫?
A:キャッシングの完済後、債務情報は5年ほど信用情報機関に保存されています。

完済後もキャッシングをした情報は信用情報機関にしっかり残っています。その情報をもとに、新規の金融ローンの審査が行われている訳なので完済したからと言って情報が消える事はありません。

ただ、その記録にも期限があります。例えば、カードローンやクレジットカードなどの債務情報は、一般的に最大で完済後から5年は保存されていると言われています。

※5年で破棄される5年は保存されているといった情報は、正確な数字ではなくあくまでも目安として参考にして下さい。

なので、完済後3年ではキャッシングの債務情報は保存されている筈なので大きく影響してきます。返済の遅延や長期滞納があったりすると、住宅ローンの審査にかなり悪影響が出る事が考えられます。

ただ住宅ローンの審査で気にするべき点は、キャッシングしていた事よりも「解約している事」と「利用期間中の遅延や長期延滞がなかった事」に尽きると思います。消費者金融や銀行のカードローンは、今では多くの方が利用しています。

その点について、銀行も問題視する事はあまりありません。しかし、キャッシングを利用中に滞納トラブルがあったりすると、必ず大きなマイナス評価を受けてしまうので注意しなくてはいけません。

ご自身の信用情報がどうなのかは、信用情報機関であるCICやJICCなどのホームページで簡単に開示請求ができるので、もし気になる方は確認されると良いと思います。

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