キャッシング審査を徹底攻略!誰でもカンタン借入方法

キャッシングと住宅ローンの関係性!2つの質問から注意点を徹底解説

キャッシングと住宅ローンの関係性とはどうなっているのでしょうか?住宅ローンを利用している方がキャッシングの申込みをする時、どんなことに気を付けるべきなのでしょうか?また逆に、キャッシングを利用している方が住宅ローンを申し込むときどんな事に気を付けるべきなのでしょうか?

どちらも高額なお金を借りるというサービスですが、キャッシングは生活費や趣味や事故・入院などの補填と汎用的に利用し、住宅ローンは家を購入する時にのみ利用するというように用途は大きく違っています。

この2つを利用する際、どんなことに気を付けなくてはいけないのか?それぞれの概要や注意点を踏まえながら、お話ししていきたいと思います。

借りられるの?キャッシングと住宅ローンの借り入れ条件を知る

まずは、キャッシングと住宅ローンに関して最も多い2つの疑問について見てみましょう。キャッシングを申し込もうとしている方も、キャッシングを利用している方も住宅ローンについてどのような疑問を持っているのかお答えしたいと思います。

また、住宅ローンと関連性の高いキャッシングの規制についてもお話ししていきたいと思います。

2つの疑問で理解する!住宅ローンとキャッシングの関係性

Q:住宅ローンを借りているけど、キャッシングって大丈夫ですか?
A:問題ございません。

住宅ローンを利用している方でも、消費者金融や銀行系のキャッシングを利用する事は可能です。確かに高額な住宅ローンを利用していると、さすがにキャッシング会社もお金を貸してくれないだろうと思われがちですが問題ございません。

但し、住宅ローンを利用している最中に、支払いが何度も遅延したり、長期の延滞をしたりしていると、信用情報機関へその情報が記録される事になります。そして、その記録を見て消費者金融や銀行などのキャッシング会社が「誠実に返す人物ではない」と判断してキャッシングできない事もあります。

また、住宅ローンを払いながらキャッシングの返済ができるほどの収入があるのか?と言う点もカバーしなくてはいけません。つまり、住宅ローンを払っていてもキャッシングの返済を「誠実に行える人物」であり、それを可能にする「収入」がある事が必要という訳です。

この2つの条件さえ満たしていれば、住宅ローンを利用していてもキャッシングを利用する事は全く問題ないのです。

Q:キャッシングをしていると、住宅ローンは借りられないって本当?
A:キャッシングをしていても住宅ローンは借りられます。但し、条件があります。

キャッシングをしている方が住宅ローンの審査を受けると、残念ですが基本的に良い評価は貰えないと思って下さい。ただ良い評価は貰えませんが、住宅ローンの審査に必ず落ちるという訳でもありませんので安心して下さい。

一般的にですが、年収の五倍以上の借入は審査が通りにくいと言われています。例えば、年収500万円の方は2500万円以上の融資を受けにくいという訳です。また住宅ローンの年間返済額は、年収の25%~40%(返済負担率の上限は35%で落ち着く事が多い)とされています。

例えば年収が500万円なら、住宅ローンの年間の返済額が125万円~200万円で収まるように完済年数を含め調整しなくてはいけないとされています。

<住宅ローンの借入額と返済額について>
①年収の5倍が借りられる限度額(目安)
②年間の返済額の総額は、年収の25%~40%(目安)

キャッシングの審査も住宅ローンと同じように「収入」と「信用性」を確認されるのですが、住宅ローンを払っているという事は月の支払額が2つ(住宅ローンとキャッシング)となり、かなり大きな金額になる事が予想できます。

すると、普通は敬遠されると思う訳です。

キャッシングできる!住宅ローンは総量規制対象外の商品です

しかし、住宅ローンは利用していてもキャッシングの審査は住宅ローン審査と比べほぼ問題にならないと言えます。

なぜなら、住宅ローンは総量規制対象外だからです。

キャッシングの審査には、借りられる限度額を決める総量規制という規制があります。

<総量規制とは>
個人の借りられる限度額を、年収の3分の1までと決めた規制の事です。

通常であれば、年収の3分の1以上借りなくてはいけない住宅ローンを利用していれば、キャッシングの審査に落ちる訳です。しかし、住宅ローンは総量規制から除外して考慮してよいと定められているのです。この為、住宅ローンを利用していても、キャッシングの審査に通れば問題なく利用できる訳です。

<総量規制対象外の金融商品>

  • 住宅ローンやリフォームローン
  • 自動車ローン
  • 高額医療費
  • 有価証券担保の借入
  • 金融取引業者からの500万円を超える借入
  • 手形(融通手形を除く)の割引

このように、高額なローンを組んでいたとしても対象外により、キャッシングの審査に影響しない金融商品もある訳です。住宅ローンは対象外なので、キャッシングは問題なく利用する事が出来ます。

ブラックリストに注意!住宅ローンの滞納で審査に落ちる

それでは引き続き、住宅ローンを利用している方がキャッシングを申し込む際の注意点についてお話ししていきます。

住宅ローンを利用していてもキャッシングする事はできますが、住宅ローンを長期的に滞納していたりすると話が変わってきます。これは、いわゆるブラックリストに載っている状態となり、キャッシングの審査に落ちる可能性が非常に高い状態でもあります。

住宅ローンとブラックリストについて、お話ししていきたいと思います。

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住宅ローンの支払いを長期間滞納すると、信用情報機関に金融事故者として登録される事になります。

<信用情報機関>
個人の債務情報である、債務状況(借入額や他社からの借入状況など)や債務履歴(遅延の有無、滞納の期間など)を管理している第三者機関の事です。

信用情報機関に記録された情報は最低5年間(場合によっては10年)は保存される事となっている為、もし金融事故者と記録されるとその期間キャッシングなどの金融商品の申込みはほぼ審査が通らなくなってしまいます。

人によっては、返済日を忘れてしまって1~3日ほど支払いの遅延がある事に過敏になっている場合もありますが、そのくらいの日数の遅延程度で「金融事故者」と登録される事はありません。

しかし、滞納を61日以上、もしくは3カ月以上してしまうと、金融事故者として信用情報機関に記録される事になる可能性が非常に高いです。もし、そのような長期間、返済を滞ったことがある場合は、キャッシングの審査に落ちる可能性があるので気を付けて下さい。

<住宅ローンを利用していても、していなくてもキャッシング審査に落ちる2つの理由>
1.信用情報機関に記録され、掲載期間は5年あり(この期間の申込みはほぼ落ちる)
2.返済を3カ月以上滞納すると、信用情報機関に金融事故者として記録される

5年と3カ月という期間は、キャッシングのブラックリストに関する重要な期間なので覚えておいて下さい。

5ステップの恐怖!ブラックリストは2ステップ目で訪れる

住宅ローンの滞納からブラックリストまでの流れと、長期間滞納をされた方が最悪どのような結果になるのかまでの流れを確認していきたいと思います。

◆①住宅ローンの滞納が開始される

◆②督促状などの催促を3カ月間放置すると、ブラックリストに載る

◆③債務不履行により住宅ローンの契約が、裁判所を通じて強制解除される

◆④住宅が「競売」もしくは「任意売却」される

◆⑤売却益を踏まえ、返済残額の一括返済を要求される

流れを確認して頂ければ、2ステップ目で既にブラックリストとなりキャッシングの審査に落ちてしまう状態になってしまいます。それ以降は蛇足ですが、住宅ローンの滞納の最悪の結果は「自分の家」を手放す結果となってしまいます。ご注意ください。

このように住宅ローンを利用されている方の中には、長期間の滞納をして「金融事故者」として信用情報機関に記録が残ってしまっている方がいます。

このような状態の方以外は、住宅ローンの利用時でも問題なくキャッシング会社の審査に通りますので安心して下さい。

逆ならどうなる?キャッシング利用中の住宅ローン審査への影響

「キャッシングを利用しているんだけど、住宅ローンって借りられる?」これも、大変多い疑問です。回答としては、上記にも書きましたが基本的には借りる事が出来ます。

しかし、銀行側には良い印象を与えない為、場合によってはキャッシングが理由で審査に落ちる場合もあります。また、ローン出来る金額もキャッシングを利用しているせいで減らされる可能性があります。

その理由を、お話ししていきたいと思います。

希望額が減る!キャッシングが住宅ローンの借入金額を減らす

当然ですが、キャッシングしている状況でブラックリストに載ってしまうような滞納をすれば、住宅ローンでの審査では落ちてしまいます。

<キャッシングを利用している時に住宅ローンの審査に絶対落ちる理由>

  • 信用情報機関に金融事故者として記録される

信用情報機関には3カ月の滞納で記録され、5年間記録が保管されます。これは、住宅ローンの時と同じです。

もし、自分が「金融事故者」どうか微妙で分からない場合は、信用情報機関(CICやJICCなど)に直接確認する事が出来ますので、ホームページや来店して開示を申請してみて下さい。(手続きは簡単です)

金融事故者ではない方についてですが、その場合はキャッシングの限度額に注意が必要となります。上記で住宅ローンの年間の返済額は、年収の25%~40%とお話ししています。例えば、間を取って30%だった場合、年収600万円の方は180万円年間返済するのが妥当となります。

しかし、キャッシングで50万円の借入が可能だった場合、この金額を180万円から差し引いた額の130万円が返済可能金額だと銀行は判断します。

つまり、キャッシングの借りられる金額分、住宅ローンの融資額から引くことになる訳です。例えば、住宅ローンは15~20年間払い続ける訳ですが、毎年50万円差し引かれる計算だと750万円~1000万円ほどキャッシングをしていると融資額から減らされるという事になります。

こういった理由でなくても、年収が平均値なのにキャッシングをしていると「生活の為のお金がないかもしれない」と銀行側は判断する場合があります。

キャッシングをしていると、銀行からの印象は良くないです。借入金額のせいで融資額を減らされる事になりますし、最悪キャッシングをしているという事が返済に不安ありと思われ融資されないかもしれません。

できるなら、住宅ローンを利用する前にキャッシングを全て解約しておくと良いと思います。もし住宅ローンを利用している最中に、どうしてもお金が必要になったなら再度キャッシングに申込んで利用すれば良いと思います。

住宅ローン4つのクリア基準と審査でチェックされる5つの項目

ここで少し話がそれますが、住宅ローンのクリア基準について少しお話ししておきます。

1.勤続年数
2.雇用形態 
3.歩合給
4.銀行の定める最低年収

勤続年数は1年以上あった方が、ローン審査には有効です。契約社員、アルバイト、派遣社員、パートなどは、安定的な収入が見込めない可能性がある為、敬遠される傾向にあります。源泉徴収に歩合給が記載されていると、あまり良くない傾向にあります。

歩合の場合は、2年間の年収の平均値で見られる場合が多いと言われています。(1年だとその年のみの年収の可能性がある為です)

銀行が定める年収は、各銀行によって違いますので明確にする事はできません。しかし、その基準を事前に把握しておく事は住宅ローンを利用する際には必要なリサーチになります。

また、銀行が融資するにあたり危険だと考えている項目があります。

◆①勤務先が親の会社  
◆②税金を払っていない 
◆③離婚して再婚している  
◆④独身 
◆⑤奥さんだけで申し込む場合

親の会社に勤務されている方は年収に対しては正当性がない可能性があるので、危険かもしれないという判断をされます。これは会社の規模なども考慮されると思いますが、不利になる可能性があるとご了承ください。

銀行は税金(市民税・所得税)を払っていない方に、融資をしません。払っているかどうかは、源泉徴収票の税額の記載欄でスグに分かります。

離婚をされてすぐに結婚をされている場合、慰謝料を支払っている傾向が多々あります。その為、銀行は警戒します。慰謝料や養育費によって、住宅ローンの返済を圧迫する可能性があると判断している訳です。

独身の方への融資は、結婚すると住宅を売られるかもしれないと銀行は考えます。売却すると、思うような資産価値で売れませんので、出来れば売却を避けて欲しいと銀行は考えます。故に、独身も危険視する訳です。

住宅ローンは、基本的にご主人かご主人と配偶者の2人で申込む事がほとんどです。主婦だけだと、ご主人に訳(借金など)があって借りられないから、配偶者の方が借りに来た状況だと銀行に判断されます。

上記4つのクリア基準と5つの注意点は、住宅ローンを利用する際にキャッシングを利用していなくても注意してほしいポイントでした。

キャッシング利用者が住宅ローンを申し込む時の注意点!

では最後に、キャッシング利用者が住宅ローンに申込む際のデメリットと注意点について、お話ししていきたいと思います。

上記のまとめに近いので、おさらいとして確認して下さい。

2つのデメリットと注意点!キャッシング利用者が気を付ける事

まずキャッシングを利用している場合、住宅ローンの審査では2つのデメリットがあります。

  • キャッシングをしていると、印象が悪い
  • 借りられる金額が減る

生活に便利な消費者金融や銀行のカードローンも、住宅ローンの審査では「お金がないから利用(借金)しているかもしれない」と言う判断をされます。

故に、キャッシング利用者は敬遠される訳です。また、クレジットカードや自動車ローンも「借金」と判断され、場合によっては銀行側から「他のローンが無ければ、住宅ローンの審査が通りますよ」と言うアドバイスを受ける事もあったりします。

※注意点として、銀行側と住宅ローンを相談中に「キャッシングが無ければ審査が通ります」と、配偶者にキャッシングを隠しているとバレる可能性がありますので注意しましょう。

もう1つの注意点として、キャッシングや自動車ローンの完済した情報が信用情報機関に載るまでに2カ月ほどのタイムラグが生じます。故に、そのタイムラグを考慮したり説明したりして銀行側を納得させる必要があるので気を付けておきましょう。

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