キャッシング審査を徹底攻略!誰でもカンタン借入方法

キャッシングの信用情報とは?異動や差し押さえの恐怖を理解する

キャッシングの信用情報とは、どんなものなのか?どういった状況で必要なのか?など、実際どういった物なのかは分からないものです。

基本的には、外部の機関に登録されている情報の事を指すのですが、それが一体キャッシングにどう影響しているのかこれだけの説明では分からないと思います。申込み時、審査、返済時に関係している信用情報とは何なのか?

意味や影響力、そして信用情報が棄損した時に陥ってしまう状況について、お話ししていきたいと思います。

キャッシングの信用情報を理解する!返済時のトラブルに注意

個人の信用とキャッシングの信用情報の関連性を、まずは紐解きます。この2つを理解する事で、キャッシングにおける「信用」がどういった物かより深く理解できると思います。

民法で守られている消費者ですが、信用情報の棄損によって守られなくなる事もあります。知らないと怖い、信用情報について確認していきましょう。

個人の信用とは「期限の利益」を受けられる人

キャッシングの信用情報とは、カンタンに言ってしまえば「金融商品の個人的な債務情報」の事です。

債務情報に不備が無ければ、お金を貸しても返してくれる誠実で信用できる人だと判断が出来る訳です。

本来、個人は「期限の利益」によって民法で守られています。

<民法136条1項>
ある期限の到来まで債務を支払わなくても良いと言う権利を、債務者は持つ事ができます。これを期限の利益と言います。

期限の利益で守られているからこそ、クレジットカードで何かを購入したり、車のローンを組んでだり、キャッシングを利用したりする事が出来るのです。

しかし、キャッシングの信用情報に問題があった場合この民法の保護が無くなってしまうのです。

キャッシングの返済時トラブルが、信用情報を傷つける!

そもそも信用情報に問題があるとはどういった状態なのか?良く「信用情報に傷がつく」という言葉を耳にしたりしますが、同じ意味です。傷とは問題があると言う事です。

キャッシングの信用情報を厳密にすると、2つに分ける事が出来ます。「債務履歴」と「債務状況」です。この2つに問題があれば、それは「お金を貸しても返してくれない不誠実で信用できない人」だと判断できる訳です。

民法的には、137条の「期限の利益の喪失」にあたる状態です。

<期限の利益の喪失条件>
①債務を履行しない時
②担保を消失させたり、損傷させた時
③破産手続きをした時

キャッシングの信用情報に問題があると判断されるのは、この①の債務を履行しない状態だと判断された時です。つまり、毎月の支払いをしなかった場合と言う事です。

それを、信用情報である「債務履歴」と「債務状況」から判断する訳です。債務履歴とは、支払いに遅延があったり長期の滞納があったりしないかという事です。債務状況は、債務整理や自己破産をしていないか、過度な多重債務状態ではないかという事です。

もし、信用情報を調査され、上記の何かに問題があると判断されると、新規のローン審査に通らなくなったりします。便利な金融商品(キャッシングやクレジットカードなど)を利用する為にも、このキャッシングの信用情報は傷がつかないように注意しなくてはいけない訳です。

キャッシングの信用情報を管理している!3つの第三者機関

実は、キャッシングの信用情報はある第三者機関が管理しています。キャッシング会社は、この第三者機関から情報を得てキャッシングの審査をしています。

それでは、この第三者機関について詳しく見ていく事にしましょう。

「CIC」「JICC」「KSC」債務情報を共有して管理する

キャッシングの信用情報を管理する機関を、信用情報機関と言います。日本には主に3つの信用情報機関が存在します。

  • CIC
  • JICC
  • KSC(全国銀行協会)

※キャッシング会社は、この3つの内、最低1つに加盟する事が義務付けられています。

また、CRIN(クリン)とFINE(ファイン)といった独自の情報ネットワークを構築し、金融事故などの悪質な情報を共有するようにしています。

そのため、CIC、JICC、KSCと独立した機関ですが、キャッシングの信用情報について、どの機関も十分な情報を確保している訳です。

一体どんな内容を管理してる?債務履歴と債務状況の把握

では信用情報機関が管理している情報は、具体的にどんな内容なのでしょうか?確認していきましょう。

<キャッシングの信用情報>

個人情報 氏名・生年月日・性別・住所・電話番号・勤務先
債務履歴 直近2年の毎月の支払い履歴・債務整理や自己破産の有無
債務状況 他社の借入状況・現在の債務の返済状況
金融事故情報 「異動」の記載が有るか無いか

キャッシングの信用情報は、キャッシングの審査時にキャッシング会社が判断基準として確認する情報です。故に、主に確認するのは債務履歴と債務状況の2つで、個人情報は年齢と勤務先があるのかの確認程度だと思っていいと思います。

因みに、クレジットカードや車のローン、キャッシングなどの金融商品の支払いを何度も返済日に遅延したり、長期の滞納をしてしまったりすると、悪質な方として金融事故として情報が登録されます。

その際、「異動」と記載されます。この異動が記載されていた場合、キャッシング会社は判断する事無く、即時不合格という結論を出します。それ程、異動と登録された方は悪質であると認識されてしまう訳です。

ですから、返済日を何度も遅延したり、支払いの長期滞納は絶対に避けて下さい。今後の金融商品の利用や審査に、大きな悪影響をもたらす結果になってしまいます。

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「異動」や「差し押さえ」の恐怖を知る!返済の滞納を回避する

信用情報機関には、様々なキャッシングの信用情報が管理されています。もし支払いを遅延や滞納したために金融事故だと判断され異動と登録された場合、一体どうすれば良いのでしょうか?

解除方法はあるのでしょうか?また支払いが滞った状態が長引くと、実は信用情報に「異動」と記載されるよりも恐ろしい処罰が待っていたりします。返済時の不注意で引き起こされる、信用情報の傷や処罰についてお話ししていきたいと思います。

5年、待つしかない!新規のキャッシングは信用情報の回復後

もし異動と登録されてしまうと、問答無用で新規の金融関係のローン審査に落ちる事になります。故に、中には「反省するので異動を取り消してほしい」「どうやったら消せますか?」と、信用情報機関に直接訴える方もいます。

こういった経緯は、信用情報機関のホームページにQ&Aとして記載されていますので、一度見ておくと参考になると思ます。

大変残念な事ですが信用情報機関に載ってしまった情報は、情報に虚偽や間違いが無い限り、掲載期限が来るまで消失する事はありません。

下記の情報は、個人情報、遅延・滞納情報、自己破産情報が、どの程度の期間残るのか比較してまとめた表です。意外に長期間残る事に注目して下さい。

記録された内容 CIC JICC KSC
①個人情報の掲載期限 5年 5年 5年
②遅延・滞納情報の掲載期限 5年 1年 5年
③自己破産情報の掲載期限 5年 5年 10年

異動の情報は、②の遅延・滞納情報に登録されています。確認してみると期限が1年、5年と分かれていますが、先ほどもお話した通りこの3社はCRINとFINEといった独自の情報ネットワークを構築し共有しています。

故に、キャッシング会社がJICCのみにしか加盟していなくても、ネットワークから「異動」であると言う情報を5年間は確認する事が出来る訳です。

つまり、もし異動と登録されたら、残念ですが5年間は新規のローンに申込む事が大変困難だと言う事なのです。

信用情報の傷よりも恐ろしいペナルティ!差し押さえの強制力

実は、キャッシングの信用情報に傷がつき、新規のローンが組めなくなる事より危険な事があります。それが、滞納金の回収の為の「財産の差し押さえ」です。

基本的には、給与や口座預金などが差し押さえられ、滞っている滞納金に充当される事になります。この長期滞納も、信用情報機関に載りますので、更に状況は悪くなります。

差し押さえは、民事執行法に則って行われるので、少し滞納で即差し押さえと言う事はありません。

目安の期限としては、3カ月の滞納で差し押さえの手続きに入ると言われています。

遅延や延滞があっても、キャッシング会社から督促状や催告書が送られて来ると思います。その指示に従って支払えば、差し押さえと言う厳しい手続きになる事はありません。しかし、キャッシング会社も1人ひとりに時間がかけられないので、処理をする時は恐ろしく事務的に進めてきます。

返済をしっかりする事で回避できる事なので、キャッシングの返済には注意と責任を持って対応して下さい。

自己管理で信用情報を守る!普段から出来る信用対策

基本的に、キャッシングの信用情報に問題があったり異動という登録をされてしまってからでは、全てが遅いと言えます。信用情報が金融事故情報として掲載される期間は5年です。

この期間、金融商品の新規申し込みができないのはかなり生活に影響が出ると思います。特に、車や住宅などの高額ローン審査は申込めないとかなり辛いと思います。

故に真の対応策は、堅実に、そして滞納しないようにキャッシングの返済を行うという事だけです。

1.自分がどういった状況か把握しておくの事が必要
2.普段から信用情報に影響がる金融商品に気を付ける

信用対策の補助として、この2つについてお話ししていきます。

不安を感じたら自分で確認できる!キャッシングの信用情報

自分の信用情報は、信用情報機関に開示申請をすれば簡単に確認する事ができます。但し、手続きはホームページで簡単に行えますが、1000円程の手数料が掛かりますのでご注意下さい。

開示情報は、上記に挙げたとおり、「個人情報」「債務履歴」「債務状況」「異動の情報」などです。他に記載されていますが、確認するのは4つだけで問題ないと思います。

さて、返済に困らない為に、是非やって頂きたい対策が3つあります。

①返済日を忘れない
②返済計画をしっかり立てる
③メールサービスなどを利用する

キャッシングの返済日は毎月1回です。ただ、忙しく過ごしている方にとっては、残念ながら気付いたら過ぎていたと言う事もあるようです。

故に、壁に貼っておくという古典的な方法でも良いですし、携帯待ち受けにする事やスマホのアプリを利用する方法でも良いので「返済日を忘れない」対策をするように心がけて下さい。

返済計画を立て、1週間に1度は確認することをお勧めします。こうすれば、返済日を忘れないですし、状況を常に把握しているので突発的や衝動的に借入をする事を防ぐ事も出来ます。どう行動するか明確にしておくと、意外に自制する事が出来るようです。

最後は、キャッシング会社のサービスなどを利用する方法です。メールで事前にお知らせしてくれるサービスなどは典型的ですが、効果的です。忘れないではなく、思い出させる対策も同時に行って欲しい訳です。

このように「自己管理」をする事で、自分の状況を常に把握しより良い行動につなげて行けると思います。

返済の落とし穴!普段の支払いから気を付ける

キャッシングの信用情報に影響がある金融商品は、意外に身近に潜んでいます。例えば、多くの方が利用している携帯やスマホですが、品物自体を割賦によって購入している方が多いと思います。

割賦とは、支払代金を何回かに分け毎月支払う方法です。この携帯やスマホの支払い忘れなどは、多くの方がやってしまう事です。しかし、信用情報的には「返済の遅延」としっかり残っている訳です。このように、意外に身近にある信用情報に影響がある金融商品に注意して下さい。

<参考例>

  • キャッシング・カードローン
  • クレジットカード
  • クレジットカードのキャッシング枠
  • 車のローン
  • スマホなどの割賦支払い
  • エステや趣味などの割賦支払い

目安になるのは、定期購読や定期的な支払いのある物なんかには注意しておくと良いと思ます。もしくは、購入時に販売員さんに確認すると確実だと思います。

信用情報に傷がつき「異動」と登録されたり、滞納が続いて差し押さえられたりするのは、全てはキャッシングの返済が滞った時です。返済は慎重に、そして計画的に行うようにして下さい。

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