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キャッシングの金利を理解する!返済計画の基本は金利と利息の把握

キャッシングは、お金が必要な時に利用します。その為、切羽詰った状態の方もいて「キャッシングの金利なんて関係ない!とにかく借りれれば良い」と思ってしまう事もあるようです。

金利は返済時の利息に影響します。キャッシングは借りたお金をそのまま返す訳ではなく、利息を加算して返済する訳です。その為、本来は大変重要な金利なのですが、あまり多くの方がしっかり理解しているとは言い難いのが現状です。

そこで、金利とは何か?金利とはキャッシングにどう影響しているのか?などにお答えし、金利を理解する事で、より良くキャッシングが利用できるようお話ししていきたいと思います。

「キャッシングの金利って意味あるの?」まずは金利を理解する

キャッシングの金利が実際に関係してくるのは、返済する時です。ですから、申込んだり、借入する時はあまり意識していない方もいらっしゃると思います。

しかし、しっかりした金利の知識を持っていれば、申込むキャッシング会社を選ぶときにも役立ちますし、借入の限度額を決めるときにも1つの判断基準として役立ちます。

また利用時においては、借り過ぎの防止や返済計画に大きな意味を持ち、キャッシングの金利を意識しているとしていないのではキャッシングの借入や返済に大きな影響を与えてしまう事もあります。

それでは、まずは金利とは何か?という事について、お話ししていきたいと思います。

金利とは何?キャッシングの利息に重要な貸付条件!

<質問>
金利って何ですか?

キャッシングの金利って、アコムアイフルみたいな消費者金融と三井住友銀行のカードローンみたいな銀行が出してるキャッシングで違いますが、なぜ違うんですか?

それに、金利の違いがどんな事に影響あるのかあまり良く分かりません。

キャッシングにおいて金利とは、「利息」の計算で必要になります。借りたお金に対して、通常は利息が発生します。借りたお金をそのまま返す訳ではなく、返す際に利息を付けて返す事が契約で決まっている訳です。

その利息の額は金利によって違ってきますが、金利自体の設定はキャッシング会社によって自由に設定する事が出来ます。但し、借りる額によって上限があります。それを定めているのが、利息制限法です。

<利息制限法1条>
1.元本(借りる額)が10万円以下の場合、金利を最大20%までとする
2.元本が10万円以上、100万円未満の場合は、金利を最大18%までとする
3.元本が100万円以上の場合、金利を最大15%までとする

つまり、例えば50万円借りた場合、金利は最高18%まで設定できると言う事になります。この設定条件を守っていれば後は自由なので、消費者金融や銀行で借りた限度額が同じなのに金利に違いがあるとすれば、それは会社の方針というだけです。

利益を多く得たい場合は金利を高く設定し、お客さんに沢山利用して欲しい場合は金利を安くして集客するなど、各企業の考え方によって変わる訳です。金利の違いに、そこまで大きな意味はないと言えます。

キャッシング会社によって違う!様々な金利を把握する

では、金利が違うとどういった事になるのか?まずは、実際の消費者金融と銀行の金利について比較してみましょう。

消費者金融の場合は下記のようになります。

アコム 3.0~18%
アイフル 4.5~18%
レイクALSA 4.5~18%

次に銀行系のキャッシングの金利を見てみましょう。

バンクイック(三菱UFJ銀行) 1.8~14.6%
三井住友銀行カードローン 4.0~14.5%
イオン銀行カードローン 3.8~13.8%

消費者金融と銀行のキャッシングの金利を比較してみると、金利の上限の設定は銀行の方が低く設定している事が分かります。

ですから、金利だけで見た場合、申込むのなら銀行系のキャッシングが良いと判断が出来ると思います。ただ、これはあくまでも金利の比較のみだけなので、他のサービスやキャンペーンなどを比較した場合、一概に銀行が良いと判断できないのでそれぞれでご判断下さい。

では、金利の違いでどんな影響があるのか?ですが、これは実際に金額を計算して確認してみると明らかになってきます。

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金利は利息を知る為に必須!計算式と利息の影響力を把握する

それでは、金利の違いでどのような影響があるのか理解する為に、引き続きキャッシングの金利についてお話ししていきたいと思います。

利息の計算と、実際の利息の金額の比較から、金利の影響について確認していきましょう。

キャッシングの利息は、借入残高と金利で簡単に算出できる

利息の金額は、下記の計算式に当てはめるだけです。

<利息の計算式>
借入残高×金利÷365日×1月分の利用日数 = 利息
※うるう年の場合は366日で計算します

例えば、金利18%で30万円の借入残高があった場合、月の利息は30万×18%÷365日×30日で求める事が出来ます。

利息は、4438円となります。

<最低返済額の内訳>
元金の一部+利息 = 最低返済額

もし最低返済額が15000円だった場合、10562円が元金の一部となりキャッシング会社に返済され借入残高が減っていくという訳です。金利と利息と借入残高は、このような関係性を持っています。

また基本的にキャッシング会社は借入開始から完了までの期間を、最大5年~最大8年で設定しています。

※期間中なら、自由に借入と返済が可能な為、その都度、返済完了までの期間と利息に変化が生じます。

この5年や8年とは、最低返済額を支払い続けた場合の期間です。つまり、最低返済額を支払い続ければ、5年だった場合単純な計算ですが60回利息を払う事になる訳です。

通常は、借入残高によって利息は減り続ける筈ですが、計画が変わり60回以上利息を支払う可能性もあり得ます。

故に、キャッシングは慎重な利用が必要になって来るのご注意下さい。

借入残高でこんなに違う!10万円と100万円の利息の「差」

では消費者金融と銀行の利息を、実際に計算して確認してみましょう。

◆消費者金融(金利18%の場合)
<10万の場合>

1カ月の利息は、1479円です。

<100万の場合>

1カ月の利息、14794円です。

※1カ月30日で計算しています

◆銀行(金利14.5%の場合)
<10万の場合>

1カ月の利息は、1191円です。

<100万の場合>

1カ月の利息、11917円です。

※1カ月30日で計算しています

借入残高が多ければ多いほど利息は高くなり、その差は歴然だと思います。また、金利に差があれば借入残高が同じだとしても大きな差となっている事が分かると思います。

金利の違いが数%違うだけで、数千円の違いが出ます。これにキャッシングを利用している期間中、さらに借入をしたりすると支払う利息の総額は増えて行ってしまいます。

金利の違いはたった数%でも、支払う利息に大きな影響を与えます。

故に計画的に利息を管理し、どのような返済状況なのか常に確認しておく必要がある訳です。

泥沼を回避!金利を意識してキャッシングの返済額を理解する

キャッシングにおいて、金利は返済にとても重要な要素だとお話ししました。しかし、実際にキャッシングを利用されている方の中には、あまり金利を意識しないせいで返済の泥沼にはまってしまう方もいらっしゃいます。

金利の重要性を理解して頂いたら、次はどう活用するのかお話ししていきたいと思います。

「返しても返しても借金が減りません!」返済に苦しむ体験談

<体験談>
キャッシングを利用して3年になります。最初に申込んだ時の限度額は、30万円でした。最初は車の教習所代として利用しましたが、滞りなく順調に返していると申込んでから1年くらい経った時、増額のお話しを貰いました。

付き合いの飲み会や趣味などの資金源として、増額をして50万円まで借りる事が出来るようになりました。その後は、最低返済額18000円は確実に返して、また借りてと繰り返し利用していたのですが、最近借入残高を確認したところまだ40万円程も残っていました。

確かに再度借りたりしていましたが、3年も返し続けているのにまだ40万円とは納得がいかないです。

こういった体験談をたまに聞くのですが、多くの場合は「タダの借り過ぎ」です。計画性が無いせいで、意外に借りている事に気づかいと言うケースがほとんどです。

さらに、キャッシングは毎月必ず返済をしています。

ある意味このせいで泥沼にはまってしまう部分もあるのですが、毎月必ず返済しているから借入残額も減っている筈だと思い込んでいる方がいます。

ですが、実際は返済額より借りている額が多かったり、利息が意外に高くて元金があまり減っていない事に気づいていない場合があります。

本来このような事を回避する為に、金利を把握し現在の利息と返済計画をしっかり立てる必要がある訳です。

返せるときに返す!最低返済額にプラスアルファして返済

もし、毎月返しているのに借入残高が減らないと感じているのなら、実際に計算するのが一番良いと思います。例えば、上記を参考にしてみましょう。

50万円を借りて最低返済額が18000円、金利を18%とすると利息は7397円となります。つまり、利息を除いた返済額は、「10603円」となります。すると、借入残高は489397円となり、ほぼ49万円の返済が残る事になる訳です。

これを続けていくと、4カ月支払った場合、18000円の4倍で72000円を合計で返済する事になります。しかし、実際の元金の支払い分と利息を見てみると、元金は約44000円、利息は約28000円と言う内訳になります。

利息が4カ月で約28000円です。これは驚異的な額です。そしてもしこの期間に、「72000円返したから1万円くらい借りても問題ないでしょ」と思って借りると痛い目を見る訳です。

返済地獄などと言う言葉がありますが、利息と言うものは借りた額が大きければ重く圧し掛かるものです。

故に、金利と利息と借入金額のバランスを常に把握し、計画的なキャッシングの利用を心掛ける事で借り過ぎたりしないキャッシングが可能となります。

キャッシング会社のホームページなどで、返済シミュレーションを試す事が出来るので一度試してみると良いと思います。

また、上記の体験談のように、常に最低返済額を支払っていては、元金が減る事はありません。余裕がある時は、最低限度額以上を返済するようにすると良いと思います。

計画的な返済で、キャッシングを上手く利用する為の心構え

キャッシングを上手く利用する為にも、金利を正しく理解する必要があります。金利を甘く見ていると、「返済しているのに借金が減らない」「返してるんだから、少しくらい借りても大丈夫」など、金銭トラブルを起こしてしまう結果になりかねません。

金利を理解し利息の計算を常に行い、計画的にキャッシングを利用する。そうなる為の大切な心構えについて、お話ししていきたいと思います。

返済シミュレーションで元金の一部と利息を常に把握する!

数字を見ると言う事は、大変参考になります。今月いくら返し、残りいくら返す金額があるのか?これを把握しておけば、そう簡単に「借りよう」とは思わない筈です。

借りるとしても、返済計画を踏まえ借りられると思います。間違っても、「こんなに返済しているのに、まだこんなに返さないといけない」といった事にはならないようになります。

  • 心構え①常に、利息と借入残金を数字で確認する

キャッシング会社のホームページや、インターネット上にある利息計算や返済シミュレーションを利用して、明確な金額(返済する元金の一部と利息)を把握しながらキャッシングすれば、上手に利用する事が可能になると思います。

金利を理解して利息を意識すれば、計画的に借入金額を減らせる

一番恐ろしいのは、「金利を気にしない」という事です。これまでお話ししてきた内容も、気にしていないからこそ利息を確認しなかったり、借入残高を軽視したりしていました。

返済計画の基本は、金利から始まります。

  • 心構え②金利が返済計画の基本

キャッシング会社は豊富にあります。消費者金融や銀行系など多数ありますが、金利についてはそれぞれ違ってきます。申込みを検討する際、一度数カ月や1年間返済した時の金額を出してみると良いと思います。

意外に堅実な申込みが出来るようになると思います。また、実際にキャッシングを利用している際でも、金利や利息をしっかり意識すれば、計画的な借入や返済を心掛ける事が出来るようになると思います。

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