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カードローンとキャッシングの違いとは?違いを知れば失敗を回避!

「カードローンとキャッシングって何が違うの?」この疑問はよく聞きますが、いくつか勘違いが混ざっていて正確に把握する事が困難になっています。そこで、まずはカードローンとキャッシングがどういったものなのか理解してみましょう。

また、即日融資や低金利などはカードローンとキャッシングではどのようになるのか?その点も踏まえ、カードローンやキャッシングを比較しながら理解し、より良い活用の仕方が分かるように詳しくお話ししていきたいと思います。

カードローンとキャッシングの違いとは?勘違いを見直してみる

一般的にはカードローンは銀行の金融商品、キャッシングは消費者金融の金融商品と認識されています。

もしくはカードローンは銀行や消費者金融の商品で、キャッシングはクレジットカードのキャッシング枠の事であるという場合もあります。では実際には、どうなのでしょうか?

カードローンとキャッシングについて、まずは基本的な事を確認していきましょう。

カードローンは銀行?キャッシングは消費者金融?ではない!

例えば、カードローンを辞書で調べてみると、「無担保でお金を借りる事ができ、借りたお金を分割して返済する事ができるローンである」とあります。

しかし、この説明では「キャッシングもそうじゃないの?」となってしまいます。ここに勘違いがあるのですが、上記の説明は実はキャッシングの説明となります。キャッシングとはまとまったお金を借り、その返済を分割でする事ができる状態を表現した言葉です。

では、カードローンとは何か?これは、銀行には住宅ローンや教育ローン、マイカーローンやリフォームローンなど多種多様のローンという商品が存在します。その内の1つに「カードを使って自由にお金を借りたり返したりできるローン」というサービスが有ります。

それがカードローンです。つまり、カードを使ったフリーローンなら全てカードローンだと言える訳なのです。

◆キャッシングとは、お金を貸し借りする状態を表現した言葉
◆カードローンとは、カードを使った金融ローンの事

ですが、言葉の意味を正確に理解する事に力を注ぐ事はありません。

現状では、カードローンもキャッシングも、お金を借りたり返したりする事という意味合いを持つようになっています。

ですから変に構えたり意味にとらわれる必要はなく、カードローンもキャッシングという言葉も好きに利用すれば良いのです。

また、世間的にはカードローンは銀行の商品、キャッシングは消費者金融の商品といったニュアンスで使われています。ですから、これからお話していく内容も世間に合わせてカードローンは銀行、キャッシングは消費者金融としてお話ししたいと思います。

即日融資!低金利!法律!サービスに若干の違いはある

銀行のカードローンも消費者金融のキャッシングも、どちらも共通点の多い金融商品です。そして、2つとも大変高いクオリティを誇っています。

◆1.高額融資ができる
◆2.短時間で審査が完了する
◆3.融資開始まで短期間で行う
◆4.保証人が不要
◆5.手続きが簡単です
◆6.サービスが豊富
◆7.全国で借入れや返済ができる利便性の高さ

こういった7項目は、カードローンもキャッシングも共通しています。では、違う面とはどんな事がるのでしょうか?以下にまとめた3つは、カードローンやキャッシングを比較したとき、明確な違いが出る要素です。

①即日融資
②金利
③法律

この3つは、銀行と消費者金融のキャッシング事情や強みなどの影響が反映され、違いとなって表れています。この3つの違いが明確になれば、カードローンやキャッシングを申し込む際や利用する際、失敗が減らせる様になりますので是非確認していって下さい。

金融庁からの指導!カードローンもキャッシングも影響を受ける

銀行や消費者金融は、金融庁からの指導を時期が違うのですが受けています。この指導というのは、悪い意味での指導です。

社会的な問題となり、カードローンもキャッシングも業務を改善、縮小させなくてはいけなくなりました。その影響で、実は審査や即日融資に影響があったりします。それでは指導による影響についてお話ししていきたいと思います。

2010年6月!金融庁の指導で審査に影響があった

それでは、まずは時代的に古い消費者金融のキャッシングについてお話をします。かなり古い話ですが、2006年1月から「貸金業法」が改正され始めました。そして、それが2010年の6月に完全施行されるようになった訳です。

改正点は、罰則の強化や規制の強化、取り扱いに国家資格が必要、書面の義務化など挙げられますが、最大の問題点であったグレーゾーンの廃止もこの頃に行われました。

※グレーゾーンとは、利息制限法で決められた金利と出資法を適用して時の上限金利との金利差の事です。当時は、このグレーゾーンを活用した貸し付けのせいで、多額の利息に苦しむ方が社会問題としてニュースで取り上げられていました。

このグレーゾーン問題が要因の1つとなり、多くの多重債務者が増えました。そこで、貸金業法を改正した訳です。この影響で、現在では当たり前になっている「在籍確認」の審査が徹底されるようになりました。

2006年以前は、会社への在籍確認などはせず、自宅に電話をかけ在籍が確認できれば審査に通るといった審査と言えない審査を行っていました。故に、そういった審査なので変な方や返済できないのに過剰な貸し付けなどが問題となり金融庁から指導が入った訳です。

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2018年1月!銀行は即日融資のサービスを停止した

銀行のカードローンも、貸し付けが過剰になり、多重債務の温床になっている可能性があるという指導を2017年9月に金融庁から受けています。

この影響で、銀行全体のカードローン事業は自粛する事を決定した訳です。

その自粛措置が2018年1月から行われている、銀行カードローンの即日融資サービスの停止なのです。

この指導は近年行われたばかりなので、当分の間は銀行カードローンの「即日融資」は実現する事はないと思われます。現状では、最短で翌日からの融資開始となっています。

強みを比較!カードローンやキャッシングの選ばれる特徴

銀行カードローンや消費者金融のキャッシングには、それぞれ強みがあります。上記のお話しも、キャッシングは即日融資できるが、銀行のカードローンはできないというメリットとデメリットのお話しでした。

ここでは、他の強みに焦点を当てていきたいと思います。1つは低金利について、もう1つはキャンペーンについて、カードローンやキャッシングによってどう違うのかお話ししていきたいと思います。

カードローンは低金利が強み!キャッシングより平均3%低い

まずは、実際にカードローンとキャッシングの金利を比較してみましょう。

<銀行カードローンの金利>

三井住友カードローン 4.0~14.5%
三菱UFJ銀行(バンクイック) 1.8~14.6%
イオン銀行カードローン 3.8~13.8%

<消費者金融の金利>

アコム 3.0~18%
レイクALSA 4.5~18%
プロミス 4.5~17.8%

比較してみる明らかですが、カードローンの金利の方が平均で3~4%ほど低い事が分かると思います。

例えば、50万円を3年で返済すると仮定します。

この場合の、イオン銀行カードローンとアコムの利息の差は、「63115円」となります。

アコムと契約すると、およそ6万円多く支払わなくてはいけないという事です。長期的に利用を考えた場合は、低金利のカードローンが魅力的だと言える訳です。

キャッシングは無利息キャンペーンが強み!期間内は利息が0円

無利息期間を使ったキャンペーンは、主に消費者金融のキャッシングサービスとなります。基本的に低金利の銀行は、特別処置として金利を低くするような事を行わない傾向にあります。

それでは、実際の消費者金融の無利息キャンペーンの内容を確認していきましょう。

  • レイクALSA

レイクALSAの無利息キャンペーンは、2つ用意されいます。1つは、契約日の翌日から30日間の無利息期間、もう1つは5万円までの利用なら無利息期間が180日になるのというものです。この2つのうちどちらかを選び利用する事ができます。

無利息キャンペーンだけでも魅力ですが、さらにそのキャンペーンも自己都合で選ぶ事ができるので大変魅力的だと言えます。

  • プロミス

プロミスは、融資を利用開始した翌日から30日間の無利息キャンペーン期間として提供しています。契約した翌日からの30日ではなく、利用を開始した日の翌日から無利息期間を開始すると言う、かなりコチラの都合に合わせたサービスとなっています。

  • アコム

アコムの場合は、契約した翌日から30日間の無利息期間がキャンペーンとして設けられています。業界最大手で老舗のアコムは、キャンペーン以外の豊富なサービスもあり、安心して利用する事ができる消費者金融です。

※無利息キャンペーンは消費者金融に多いサービスです。しかし、銀行にも利息にキャンペーンを行う会社があります。楽天スーパーカードは、稀にですが金利の半額キャンぺーンを行うことがあります。

銀行のカードローン金利の割合は、最初から低金利です。これがさらに低くなるので、タイミングさえあえばかなり魅力的だと言えます。

法的な違いで借りられる限度額と専業主婦の利用が変化する

銀行のカードローンは銀行法、消費者金融は貸金業法によって規制されています。実はこのそれぞれの規制が、限度額や専業主婦の利用に影響を与えています。

2つの影響について詳しくお話ししていきます。

総量規制と銀行法!2つの違いが限度額を左右する

貸金業法の総量規制によって、消費者金融は個人で借りられる限度額を定めています。総量規制とは、キャッシングの限度額を個人の年収の3分の1までと定めた規制です。

一般的には、総量規制という言葉よりも年収の3分の1の方が知られているので、限度額に関してはカードローンでもキャッシングでも年収の3分の1と理解されている方も多いと思います。

しかし、銀行は銀行法によって規制されますが、貸金業法では規制されません。

つまり、カードローンは年収の3分の1以上の金額を貸し付ける事が可能という事になります。

金融商品を扱う民間企業は、一般的に貸金業法に従ってサービスを提供しています。しかし、銀行だけは貸金業務を行っているのに「銀行法」という独自のルールで動くことが可能なのです。

収入が無くても大丈夫!専業主婦でも利用できるカードローン

この銀行法によって銀行のカードローンは、消費者金融のキャッシングではできないサービスの提供を行っていたりします。

それが、収入のない専業主婦への融資です。通常、消費者金融は貸し付けの審査を金融庁の指導で強化した経緯があります。その為、収入のない方への貸し付けは絶対に行いません。実際、申し込んだ段階で専業主婦だと分かると断られてしまいます。

それだけ、キャッシングの審査は専業主婦の方にとって厳しいものなのです。しかし、銀行法に則って行動する銀行カードローンは、専業主婦でも問題なく借りる事ができるのです。これは、専業主婦の方にとって大変魅力的だと思います。

カードローンもキャッシングも、何が違うのかあまり良く分からない人の方が多いです。しかし、その2つを分けて調べていくと、金融商品というものが良く理解でき、申込んだり利用する時に役立つ事もあります。

今回のお話を参考に、よりカードローンやキャッシングの事について理解して頂ければ幸いです。

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